「脳転移」と友と私㉑「なぜ私なのか」


ようやくリハビリ病院から退院できる
アパートが見つかった友。 

ところがもうこの頃友は経済的に
かなり大変で、もともと受けていた
障碍者年金だけでは難しく、 
生活保護の手続きをしていた。 

生活保護の人は自分で勝手に
引っ越しができるわけではない。

また病院側の都合もあるので、
勝手に引っ越し時期を延ばして、
その間入院させてくれというわけにもいかない。

なので私はこのアパート決定までに、

①区役所の生活保護課担当者に連絡
 引っ越し理由を告げ、引っ越しが可能か。
 可能であれば引っ越し代金は補助があるか。
 家賃などの問題がないか(保護費範囲をすでに選定)
 など相談。

②保護課担当者から主治医の病院
 ソーシャルワーカーへ連絡と
 状況・事実確認を依頼。

③主治医ソーシャルワーカーから
 リハビリ専門病院ソーシャルワーカーへ連絡。
 リハビリ病院退院後、主治医の病院へ
 戻って再入院・抗がん剤治療ではなく、
 退院の方向で進めてもらえるよう伝えてもらうことを依頼。

④リハビリ専門病院ソーシャルワーカーへ連絡。
 ①~③を進めておりアパート選定も
 終わったため、場合によっては入院期間の短縮、
 または延長があるかもしれないことを伝える。 

⑤①~④のことを不動産屋へ連絡。
 保護課に提出必要な書類、引っ越し代金の
 振り込み時期、家賃引き落としができないため、
 支払い方法の確認など含め鍵渡し日の調整。 

⑥引っ越し業者の選定と保護のため、
 区役所保護課への提出書類の依頼と
 引っ越し予定日での仮予約などを依頼。 

などなどの業務(もう業務と言っていいよね??ww)
を日々しており、時には出向いて話したりなんだりで、

今こうして思い出して書いていても、
もう2度とやりたくねーボケカスぅうう!
と思うけど、なんでやれてたのか不思議なほど
淡々とどんどんとやっていた笑。

でもすると友の状況を話す機会や
代理でこうして来ていることを
「耳の聴こえない友人ががんで入院中なのでー」
と理由を何度となく伝えることが増え・・・。

必ずと言っていいほど言われたのが、

「長いお付き合いの大切なお友達なんですね・・」

だったわけで・・。

「いえ・・まだ出会って1年くらいでしょうかぁ・・」

というと、

「え!それは、、、よほど繋がりが強いんですね」
とか、
「すごい出会いだったんですね」
「信頼関係がすごいんですね」
とか、
なんか色々言われたんだけど、
それまで考えたこともなかった、
そういえば、

「なんで私だったのかしら・・・」

という疑問が出たわけで・・(今さらw)

率直に友に聞いてみた。
なんで私に頼もうと思ったの?
って。

するとなんと・・・。

「それがね、わからないの」

っていう返事で・・・

おみゃーがわからんのやったら、
ワイがわかるわけにゃーですわw 

っていう変な脳内言葉になった記憶ww 

まぁでもその後そうだなぁ~
なんだったんだろうなぁ~
うーんとー、
えーっとー、

とあれこれ友が考えて言ってきたのが、

「いろいろ聞かなかったからだね」

と言ってきた。

病気だと友が私に伝えたとき、

「だいじょうぶ?」
「病院どこ?」
「体調どう?」
「痛いとこない?」
「きついとこは?」
「食べ物どうしてる?」

などなど何も聞かなかったからだという。。。

えええ!!!!(;´Д`) 

それじゃまるで私が何も
心配してあげない人みたいじゃあないか!

しかし、、しかしどうだったか
思い出せず、、、。
その日のブログを見て驚いたわ・・・。 


本当だwww 
「確認した3つは」

ーーーーーーーーーーーーー
①手術に至った経緯と診断・術式、入院期間と治療に関して
 筆談ノートと彼女の説明から理解度合いを確認

②どこまで誰に伝えるか、伝えたいと思っているか

③他に協力者は誰と誰か。どういう人たちか。
ーーーーーーーーーーーーー

だってwww 

(ほんとだった・・・・(>_<))

まぁしかしあれだ。
友はそれが「よかった」と言っているのだから
よかったのだww 

根掘り葉掘り聞かれるのが
ほんと嫌だったと言っていたので、
なんも聞かなかった
私はその時点で友にとって、

「安心」

できたのだという・・・。 

でもこの「色々聞かれる」
ということが友にとって、
その後もずっとずっと負担になり、
人を遠ざけていく原因にもなるのだった。

つづく 


これまでの友と私の話はこちら。
↓↓↓ 








# by sarah_51 | 2018-11-18 22:50 | 医療と健康  | Comments(0)

「ウソ」 byあのスルターンとスルターナの極めて平穏な1日 


旦那さんが消防団の団長さんに

「あんたの奥さん日本人ね?」

と聞かれたそうで。
以前消防署のイベントにいっしょに
行ってたときに挨拶したんだけど。

てっきり外国人だと思って
聞かれたらしい。 

よくあるので
「ああやっぱり聞かれた」
という程度で驚かないw 

それで、

「他になんか言ってなかった?
 かわいいい奥さんだねとか(*´▽`*)」

と聞いたら、

「そんなウソは言えないだろう」

と返ってきた。
ニャロメww 
まぁそうだが・・www 


おしまい  

# by sarah_51 | 2018-11-16 23:38 | 旦那さまと私 | Comments(0)

いい写真byあのスルターンとスルターナの極めて平穏な1日


仕事で札幌に来ておりまして。

うちの旦那さんは初めてらしく、
ちょっと合間に別行動で
札幌の親戚たる人と観光へ。

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いや~いい写真っすね~。

戻ってきた2人をパシャリ。

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いや~ぁ。
いい写真っすね~~。




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・・・・ぐふっ。


おしまい 

# by sarah_51 | 2018-11-03 22:30 | 旦那さまと私 | Comments(0)

「脳転移」と友と私⑳「夕食のそばに感極まる」


不動産屋でアパート契約の際の
本人確認で非常に苦労した後。


もう1軒だけ、、行ってみよう。

そう思って出かけた不動産屋さん。
ここに行くと決めていたわけではなく、
とりあえずその駅に行くと決めて、

ぐるっと見渡していくつかある不動産屋から
ふっと目に留まった目立たないところに
ある不動産屋さんに入ることに。

座ってすぐに、

友人のアパートなのですが。

と切り出し、

・耳が全く聞こえないこと
・現在入院中で退院先に階段のない場所を探していること
・退院日が決まっており〇日までに入りたいこと
・耳が聴こえないことで本人確認がネックになっており
 可能な保証会社と合わせて探して欲しいこと
・家賃や○○円まで、ワンルームでXX近辺で。

などをすぐさま伝えた。

するとその担当者の方の返事は、

「耳が聴こえないのは子供の頃からのものですか?」

という今までと全く違い、
オロオロするでも、いや~っと困った様子でもなく、
聞いてきたのだ。

「はい。1歳の頃の病気が原因です」

と答えると、ちょっとお待ちください。
とどこかへ電話をし始めた。

終わって伝えてくれた言葉に、
私はまたしても驚いた。

「今私の先輩に電話していたのですが、
 確か以前同じように耳の聴こえない方の
 アパートを見つけていたなと思いまして」

という・・・。

そして聴覚障害者であっても
受け入れてくれたその保証会社の名前を
聞き出してくれており、かつ大家さんで、
障碍のある方でも入居OKですよと
以前言ってくれたという物件のめぼしまで
その電話でつけてくれていた。 

テーブルに置かれたPC画面で、
受け入れが可能な保証会社と大家さんで
検索し、こことここあたりですが、
どうですかね・・。

という・・。

ありがたや・・・・(ノД`)・゜・。 

昔から間取りとか見るのが好きな私にとって、
その中からよさげな場所を選ぶのに
5分もかからなかった。 

「ここか、こちらのどちらかで契約します。
 明日本人といっしょに見れますか?」

そう聞くと早速鍵を確認してくださって、
明日見学できることに。 

「ありがとうございます!本当に!」

お礼を言って外に出た後、
私は興奮と感謝となんかよくわからない
震える手で友にメッセージした。

「物件見つかった!!
 明日見に行くから外出届出しておいて」

するとなんと、、、

驚く友の返事はさらに驚くもので・・。

喜びと驚きと、、というより驚愕の
コメントをいくつか送ってきた後、
ちょうど夕食の時間でご飯が来たと言い、、

「今日夕食!!!! そば!!!」

という・・。

2人で同時に

「引っ越しそば!!お祝い!!!」

と興奮してしまった。

友がいるリハビリの病院食に
実は「麺類」が出たことがなかった。

それだけに、このタイミングで、
「そば」が夕飯に出るなんて!!!

アルハムドリッラー!!!
(アッラーありがとうう!)

いったい誰がこの日このような形で
不動産屋さんで部屋を見つけると
知っていたでしょう。

いったい誰がその日の夕食をそばに
してくれるだなんて考えてたでしょう。

少なくとも私たち2人は何も知らなかった。

そして本当に窮地に追い込まれるようで、
いつも寸でのところで友はこうして
ぐうううっと!救い上げられるのだった。

猛暑で脱水かと思っていたあの日の頭痛も
たまたま私のサロンに来ていて寸でのところで
脳転移がわかり。

放射線治療ができる病院がない、、と思っていた
ところ寸でのところで症状が悪化し入院となり
無事ギリギリで治療が受けられることになり。

緩和ケアの受け入れがどこもないと思い、
老人ばかりの病院でのリハビリで最悪だと
嫌がっていたかと思いきや、
手話ができるおばーさんがいたり、
みなさん耳が遠くて大して変わらなくて
温かい人たちに恵まれたり・・・。 

友はいつもいつもいつも!!!

いろんな人たちに囲まれ、
様々な大変さをすり抜けて、
私にアッラーのその采配を現実のものとして
見せてくれ続けていた。 

あとは明日の物件を見て契約が進むことを
今日は祈って。。。

そう喜ぶ気持ちと共に、
私はどこか、

「今が良い時期のピークかもしれない」

そう思う気持ちも実はこの時
モヤモヤと感じていた。 

このモヤモヤがいったい何であるのか。
その結末がどうなるのか。
私にはまだこの時具体的には想像できていなかった。

でも本当はもうすでにその異変は
この時には起きていたのだと。
今振り返ると思う。 

つづく 















# by sarah_51 | 2018-10-29 11:36 | 医療と健康  | Comments(0)

福岡市からすぐなのにびっくりのどかな風景!「宇美町」でシリアと心の触れ合いを感じる会


福岡市内から少し離れた場所にある
「宇美町」の大きな図書館。

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こちらで本日はシリアのお話をさせていただきました。

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実はこの「宇美町」は2度目のシリア話訪問です。

この時にお世話になった国際交流団体
「Enjoy」
の方達が大人向けの会を。
と再度お声掛けいただき開催された今回。

実は主催者の方達も、「シリア」という
テーマで本当に人が集まるのか、、
とちょっと不安があったとか。

それだけ「シリア」と聞くと、
「怖い」「危ない」「内戦」
という言葉しか今は耳に入らないのでしょう。

でも蓋を開けてみると、
予定人数いっぱいに来てくださって。

それも若い方から戦争体験者のご年齢まで
職業も、一般事務の方もいれば市役所の方だったり、
はたまた議員さんだったり、主婦の方だったり。

色々な方が聞きに来てくださって。

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「いつか行ってみたい国」

にみなさんなってくださったみたいで。
とても嬉しかったです。

レストラン花にお願いして、
アラビック弁当も大好評。

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みなさん美味しい美味しいと
完食してくださっていました!

シリアの人たちを想い、
自分たちに置き換えて考え、

また自ら何がしていけるのか。

答えはありませんが、
みなさんと一緒に色々と考え続けていく。

そして色々な人と出会い、
教えてもらいながら、
出会う人たちと心が触れ合う時間を
過ごせるというのが、

今回伺って本当にありがたいなぁと
思ったひとときでした。

参加してくださったみなさんありがとう~(*´▽`*) 

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おしまい 


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〇お弁当やビュッフェもデリバリーしてくれますよ~ 
インド・アラブ料理 レストラン花

〇募金やアレッポ石鹸などのご購入は
シリア子供教育支援 ギラースプロジェクト

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# by sarah_51 | 2018-10-28 21:05 | こんなことがあったよ!! | Comments(0)