「脳転移」と友と私⑪「母、子猫を崖から突き落とすの巻」


無事心配事の1つが去った友。


放射線治療も順調に始まり、
短時間で終わる治療の合間には
リハビリもスタートしていた。 

お猫サマーズも無事さらわれ、
さああとは治療に専念するべし。
というところで、私が仕事で
4,5日出張があり病院には
行けなくなる時期に。

その前に必要事項を確認しておこうと
友のところを訪れて、
少し気晴らしに病棟以外のところへ
連れ出そうということに。

1人では院内にあるコンビニへも
許可が出ていなかったが、

「今村さんといっしょならOK」

というおでき先生の許可がww 

この頃やたらと友は
「さあらさん、お母さんみたい~♡」
とごろにゃんしていたのだが、

はてさて移動しましょうかねって
時になってみると・・・。

看護師さんが車いすを持ってきて、
どうやらそれを私が押していくらしい。

友は耳が聴こえないので
後ろで押してると会話にならないため、
私は前を歩き、犬の散歩のように?
車いすを前から引っ張ることに。

が!・・・その瞬間

「おっんも!!!!」

と言ってしまったww

重いのだ!!!本当に!!!
なんだこのだらんとした体は!!!!
と思うほど友の体は重くなっており、
私はさらに次の瞬間

「なんで私が車いすを引かないといかんのだ!!」

ということに気が付いてしまった。

「ちょっと!自分でこげるでしょう?
 手も腕も問題ないでしょう?? 
 なんで自分でこがんのじゃ!!!」

と半ば𠮟りつけるように
友に車いすのこぎ方を教え移動させた。

全然問題なくできるじゃないか。

しかし再度疑問がわいた。

「トイレまで歩いてるじゃん(数歩だけど)。」

そうよ!この人歩けない人じゃないのよ!!
という声が私の中でぐわんぐわん回り・・・。

確かにフラつきはあるけど、
歩けなくはないのだ。
すぐさま歩行器を持って来て、

「これで歩きんしゃい!」

と歩かせたところ、

「うわ~~楽~~~ぅう(*´▽`*)」

と喜んでいる友。
よ、喜んでる場合か?ww 

そして今後のことなどを
話している時、私は驚愕の言葉を聴いたのだった。

「さあらさんが心配だから、
 入院してた方がいいんだよね?」

という言葉だ。

確かに私は1人暮らしで脳転移後、
治療開始までの間悪化していく危険性を
考えると、入院できたら安心だけどとは
言っていたことがある。

でも私がそれに対して伝えたのは、

「私が心配だから」じゃなくて、
「あなたが一人で生活できるレベルじゃないから」
入院してるのよ?わかる???

だった。

確かに具合は良くなかった。
頭痛はひどく、めまいもひどかった。
でもお茶くみに廊下を歩いて行っていたし、
自分でできることも多かったはず。

だけど根本的なところで、

「サポートはあくまでも本人がどうありたいか」

に対して行うもので、
私や周りの人が「自分がしたいことを」
あれこれ勝手にするものではない。
と思っているので。

「自分がどうしたいか」

がないまま、今のまま
上げ膳末で、介護されてる生活で満足なの?
それでいいの?友がそういう生活だと
嬉しいな~楽でいいな~って望んでるなら、
どこまでも介護しますよ。

または、1秒でも治療してたい!
どんな姿になってでも「治療」を続けることが
今の希望なんだっていうなら、
とことん抗がん剤でも放射線でもがんがん
やってもらうよう頼んであげるよ。

でも本当にそれが望みなの?? 

もしもの時は散骨がいいな~(*´▽`*) 

とかぬかしよるけど、
あなた散骨っていくらかかるか知ってるの?
それ誰が払うの??お金ないよね?? 

簡単にそういうことぼやくのやめて。
本気でそうして欲しい!
それが信念ならいくらでもお金かき集めて
どうにかしてみる。

でも単に夢見心地で空想的妄想で
何か言ってるなら簡便してくれたまえだよ
おっかさん。 

というわけで・・・。 

もう1度言うけどこのまま効果が出なかったら、
「残り三か月」
それでいいの?それが自分が過ごしたい時間なの? 

そのことをもっと切実に考えてもらうべく、
私が出張から戻るまでに、

・葬儀の方法、具体的な埋葬場所などを決めろ
・荷物の片づけを自分でする気でどうするか考えろ
・万が一の場合伝える人、内容はなにか書き出せ 

などなどを全部もう一度自分で調べて決めておくように。

それと、今のまま自分でできることでさえ
しないままだと、入院してるだけで体力は落ちる。
放射線治療の効果が出ても、

「筋力がた落ち」

で何もできなくなってるなんて
治療をした意味すらなくなってしまう。

ということを伝えて、
1日にするべき筋力トレーニングの方法、
回数、いつ何をどのようにするか。

あれこれ伝えて出張中は放置することにしたのだった。

「お母さんみたい~♡」

と甘えていたはずのさあらさんは、
子供を崖から突き落とすかのように
厳しいことを連発www

でも私がずっと気がかりだったこと。
それは友がいつもただただ、

「はい」

と言ってることだった。

主治医にも、看護師にも、
友達にも、お猫サマーズには特に!!

これだけは嫌だ。
これだけはなりたくない。
こんなことはやりたくない。

もっと自分のこだわりがあるはずなのだ。

そして彼女にしかない、
彼女しかできないこともまた、
あるはずなのだ。

私はもうすでに友の全てを
引き受ける覚悟で挑んでいるのだ。

甘えるな。

そんな生半可な気持ちで
生きてられてたまるか。

そんな気持ちを静かながらに
伝えたように思う。

のちに友はこの日のことを、

「さあらさんに殴られて目が覚めた」

と語っていたけど、
あ、見えてた?殴ってたのww
 
ていうねww
(エア遠隔殴りですがーw) 

でもね、お互い真剣勝負だと思うんです。
任せるほうも、引き受ける方も。

やれることしっかりやって
「自分」ってものの軸を決めた上だからこそ
安心して任せられるはずなので。

そう簡単に適当に丸投げするなー!

と思いつつ・・。
私が厳しくするのはあまりないので
その間はみなさんに励ましてもらうなり、
会ってもらうなりして優しくして
もらってたらいいかなーと思い。

面会枠を広げて会いに来てもらう
ことにしたのでした。



つづく 







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# by sarah_51 | 2018-09-17 22:15 | 医療と健康  | Comments(0)

「だらだら」が心地よい?地域の消防署へ行ってみた


旦那さんから電話で呼び出され・・。
とにかくきてー!

と言われて何でなのか
何しに行くのかわからんまま行ったのですが。

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え~っと消防署でいろいろ体験イベント
あってたらしく・・・。

演奏もかっこよかったですー。 

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当然実際の出動時はキビキビそりゃー
動いてらっしゃる人たちと思いますよ。

でもですね、なんかこう、、、
「だらだらゆるい」
イベントなんですよww 

綿あめとかかき氷とかも
あるんですけどね。

綿あめ食べに来た子に、

「また食うんかー!替え玉やなー!」

と笑って作ったものの、
どうにもこうにも妙な形で・・・。

「しゃーない。そんなこともあるで」

と言って渡してたりww 

お土産品も受付で名前書いた人が
もらえるとかなんかあるらしいけど、

「あそこの好きなだけ持って行って~」

ともはや何のルールもなく・・・ww 

これまでの活動写真が壁に貼ってあるんですけど、

「適当に写ってるのあったらもらっていって」

というモノらしく・・・www 

消化器の体験する子たちには、

「ええか~。お父さんめがけてしっかりなー!(爆笑)」

とかやっとってから・・ww 

いいんかい!!
それでいいんかい!!!

というほどゆるゆるな笑 

そもそも時間も旦那さんが

「昼までやってるらしい」

って言ってたけど昼って何時なん?
って話ですよ。
聞けば、

「一応12時までにしとるけど、
 だらだらやってるけん、1時とか適当にやってる」

っていう感じらしくー。

ええなぁ。福岡。
だから好きwww 

おかげではしご車乗るときのヘルメット。。。
うちの旦那さんはなぜか、、、ww 

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実は私のベルトも子供用ww 

もはやサイズ合うならなんでもいいらしい。

ええなぁ福岡。
はしご車は怖かったばってんが、
お土産のオモチャで家に帰ってから
また遊んで楽しかったばい。 

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来年も行こう♪ 
(また行くんかww) 


おしまい 


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# by sarah_51 | 2018-09-16 21:48 | 福岡よかとこ情報   | Comments(0)

「脳転移」と友と私⑩「こうしてお猫サマーズはさらわれたの巻」


どうにか入院できた友。

最初に脳転移とわかった時点で
明らかに問題と感じていたのは、

・4階建てのアパートの4階の部屋(階段手すりなし)
・3匹の猫 

だった。
治療のことじゃないのかよって感じでしょうけどね。

治療は適正な検査と標準治療を受けていたし、
病状から考えてもできることを、
やれるときに最大限の努力でやってもらっていたので、
そこはそれほど心配ではなかった。

それよりも先のことを考えると、
この「猫」と「4階」での一人暮らしは、
ほんとむきょーーー!!
っとなるほど申し訳ないけど
「邪魔な」案件だったのです。

なぜなら、私も含めて身近な友人たちの
多くが猫アレルギー。
部屋に入って必要なモノすら取れない状態。

ところが、あっさりと、
「猫を預かろうか」
と言ってくれた友の友がいた。

それがこの方「ソルトさん」

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まぁ♡ 
私ったらごろにゃんしちゃって。

でもこの日が初対面でして~笑。
しかも会ってまだ数分後ww 

耳が聴こえないとは聞いてたけど、
「それが何か?」
というほどの「瞬殺で」、
魂まで通じ合ってしまいましたねぇ。

合鍵を持っている私と
アパートで待ち合わせて、
出会った瞬間、0.5秒でむぎゅっ!!!
とハグし合ってもうごろにゃんだったざます。 

でもソルトさん、、大阪の人なんですけどねww 
車で来ましたよー。デザインもソルトさんらしい・・。
すごー。 

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運転してくれたのはこちら♪ 

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今から入りまっせ~な図です。
これまたすんごいいい人で!! 

が、私はこのお二人に後は任せて、
お会いしてから5分もしないうちに仕事へ。

聞けば猫は急にやってきて、
いきなりかごの中へ入れるとか
普通大変らしく・・・。

「少し家の中にいっしょにいて慣れたころにつかまえる」

と言っていたソルトさん。

そうよねぇ・・それを3匹もするんだもんねぇ・・。

と思っていたら・・・。

「あっという間に?」

捕獲完了したらしくーwww 

うちの猫は人になつかないから~とか
怖がってなかなか入らないと思うーとか
あーだ、こーだと友は言っていたけど。。

「全然あっさりーのじゃね?」

という感じでさらわれたでありますww

ソルトさんと友はいっしょに
幻想まんだらを描いているアーティスト同士でもあって。

せっかく大阪から来てくれたのに、
滞在時間30分!?!?という勢いだったけど。

帰っちゃう前に私もギリギリ間に合って。

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しっかりガンバルんだぞ。

と気合を入れてもらい、
数年ぶりにあったというソルトさんに、
友はえらくはしゃいで、ソルトさんが
帰った後も珍しく起き上がって
たくさんたくさんおしゃべりしていた。

嬉しかったんだろ~。 

そりゃそうだよね~。

と思ってふとソルトさんが友の家から
病室に持って来てくれた箱を開けると・・・。


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友よ・・・・。。。
ほんとはイケメン病とかいう
病名じゃないのー?ww 

まぁでも・・・
家の整理。
少ししような・・・www

と思いつつ・・・笑 

つづく 













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# by sarah_51 | 2018-09-15 22:15 | 医療と健康  | Comments(0)

「脳転移」と友とわたし⑨「進行」


ようやくなんとか入院できた友。


初日は点滴後、午後からかなり元気で
暇だ暇だとうるさかったけど、
夜になり、「頭が痛い」と送ってきた。

脳腫瘍の人の症状は始めは頭痛の訴えの
人も多いけど、最初は午前中だけ、、という
ことも多い。でもそこから徐々に、またときに
それは急激に症状が変わっていくことも多い。

だから入院した、、という以外治療を
しているわけではないため、
そのままただ時間が過ぎることに
私はちょっと不安感を覚えていた。

「早く治療を開始できんやろか」

夜、再度頭痛がすると書いてきた友に、
朝の点滴だけで足りないかもしれん。
何時でも気にしなくていい。
症状は我慢せずちゃんと伝えるように。

そう伝えると、消灯時間ギリギリから
再度点滴してもらえることになったという。

「このままだと日々進んでしまうかもしれない、、」

そう思った翌日。
友の頭痛は朝からひどさを増し、
立ち眩みと、以前からあったモノが二重に見える
状態も決して良い状態とは言えなくなっていた。

例えばそれはベッドから起きよう!
と思った瞬間クラクラを超えて、
まったく動けなくなることもあったし

ほんの少し上を見上げる(荷物を棚から取るのに)
だけでもその痛みと立ち眩みはひどくなった。
四六時中痛みがあるため、
本を読むとか長い文章を目にするのも疲れる様子で、
冗談は言ってはいるけど、

看護師さんの口を読んで理解するのも
それなりに疲れる様子・・。 

幸いベッドのすぐ脇が室内トイレなので、
トイレまで自分で行ける状態だったけど、
廊下は明らかにふらついて危ないためか、
移動は車いすを押してもらうようになってた。

このままだともっと症状が進むのも
早いかもしれない。なんとか治療をすぐ
開始してもらえんやろかー!

と思いつつ仕事してたら、
「治療、早めてくれることになった」
というメッセージが!

アルハムドリッラー!

それはよかった!!
なんとか治療が始まるまで
痛み止めでもなんでもいい。
少しでも楽にして、ゆっくりして、
無事開始できるようにしときんしゃいよ。

というわけで。。。

そうだ治療で頭がどうかなる前に
寿司寿司寿司ーと騒いでたっけな。

と思い出し、、、。
夕方デパ地下で友の大好きな
マグロマグロぎっしりを買って。。。

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甘やかしすぎですハイww 

看護師さんに見つかり、

「な~ま~も~のおおおおおお????」

と叫ばれましたが、
「うふ♡」
とだけ我々は答え、、、www 

そしてこの時友ははっきりと

「今食べ物を制限されたらマジキレル!!!」

と怒りを、、、あらわにww
ちょっと点滴のせいかしら・・。
少し興奮気味と言いますか、
食欲ありすぎるといいますか・・・。

まあいいか。食べれるなら食っとけ食っとけと
甘やかしまくってしまいまして。

いよいよ治療開始となったのでありました。

つづく 






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# by sarah_51 | 2018-09-11 21:14 | 医療と健康  | Comments(0)

旅行byあのスルターンとスルターナの極めて平穏な1日 


消防団の慰安旅行とかで、
旦那さまが1泊2日で壱岐に行ってきた。

壱岐って1回は行ってみたい場所なのよねー。
いいなーいいなー!

と思って出発前夜からずっと
まとわりついてたら、

「そんなに寂しいのか、かわいいヤツよのぅ~」

とご機嫌でお土産頼んでないのに
買ってきてくれた・・・。
(ちょっとおさかなとか期待してたんけど、ちがったw) 

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どんな旅行だったのか全然言わないので、
壱岐の美味しいご飯について聞いてみたら。

「ご飯美味しかったと?」
「豪華だったねぇ。」

「朝ごはん何食べたとー?」
「うちの夕飯よりすごいヤツ」

「お昼は何食べたと??」
「うちの夕飯よりすごいヤツ」

「じゃあもう今日の夕飯いらんやん」
「それは、、ちょっと違う・・泣」

あーどんなご飯とか食べたんだろー!

いつか連れていってもらおう(*´▽`*) 
船で1時間くらいらしいから♡


おしまい 



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# by sarah_51 | 2018-09-09 20:41 | 旦那さまと私 | Comments(0)