「脳転移」と友とわたし③「おでき、おできが、おできで事件の巻」


友が脳転移と言われた時のことを
綴っています。いきさつはこちら。


診察室に呼ばれて早速私は
自分と友がPCを見やすいように
先生の机をさっさとお借りし

「どうぞいいようにしてくださいw」

と言われる素早さで準備。

造影剤+MRIの結果を聞くことに。
友も念のため携帯アプリの
文字起こしを先生の近くにおいて。 

「これが目です。ここが耳。
 こちらが右で、こちらが左です。」

と画像を見ながら説明し始めた先生。
と、、、その次の瞬間からなんと!

「ここにちょっとおできができています。」
「このおできの回りが少しむくんでいて」
「このおできの大きさはーーー」
「このおできに対してのーーー」

と、おできおできおできのオンパレードww

文字起こしに何度も「おでき」ばかりが
ちゃっかりちゃんと表示され、
後はなんか間違ってるとこも多くてもーーーーwww

まぁPCで私がおできを「脳転移のとこね」
と変換して「話先生に合わせろ」的に
目くばせして残りをがんばって聞いたわ、、

大事な話がなぜこうも、、、ww 

けれど私はその時、
「この先生本人がどこまで知ってるか
 わからない中で話してるにゃ」
と思ったのと、あまり明確に本人にいきなり
伝えないタイプの先生なのかなぁと思ったこともあり、

ひと通り説明が終わった後、
友に「何か聞きたいことはある?」
と聞くと「今のところまでは大丈夫」
と言うもので、

大丈夫だそうですと伝えながら、
荷物などを持って外に出ようとする間際に、

「おでき先生」が本人にわかると明確に
言いにくいこともあるかもと思ったので、
さりげなく携帯アプリをオフにして友に返し、

「先生、彼女家族とは連絡がない1人暮らしなので
 私たちで今後の全てをサポートする必要があります。
 そこで教えていただきたいのですが」 

と切り出して、 

・次の治療までに起こりうる症状の変化と対応方法
・救急の場合脳外で対応できるか、婦人科になるか
・子宮頸がんで脳転移は珍しくないか?
・珍しいということで治療に何か問題や困難さはあるか? 
・統計学的な脳転移後の経過はどうか
・現段階で先生の個人的な見解はどうか 
・生活のサポートとしてどれくらいの量・期間を考えておく必要があるか 

ということをざっと聞いた。 

おでき先生はこの究極に対し、
手短に、かつ的確に情報を教えてくれた。

友が何を聞いてるんだろう?と
思っている間に話はさっと終わり、
とりあえず、今できる放射線治療のある病院へ
紹介状を書いてもらう間一旦待合室で待つことに。 

その間に、「今聞いてた話を伝えるね」と
PCを広げその全てを彼女に伝えました。 

こういう時声を出して話さずに済むのはとても
助かったというか、待合室っていろんな人がいるし、
楽しい話でもないので、文字で静かに伝えられたのは
よかったなと思う。 

私自身、はっきりと本人にも話をできて、
またそれを受け止めてくれる友でよかったと、
この時本当にありがたく思った。 

「おでき先生」もその場であちこち病院へ
電話して紹介可能な病院を見つけてくれ、
一週間後の診察と言うことで。
我々は紹介状を持って一旦、

「なんか食べて帰るかー」

とコメダ珈琲へ。
次の病院へ行くまでの間にするべきことを
猛烈な勢いでとりまとめ、
その後はくだらぬ話で盛り上がり・・。

ジェスチャーなのにむっちゃうるさい
客だったと思われるほどよく笑った笑。 

まぁでもとにかく家に帰って休もう。
ってことで友を家に送って
私は必要事項をもう1度整理することにした。 

その時の友にとって問題があるとすれば
病気のことでも治療のことでもなく、

・猫が3匹
・4階建ての4階てすりなしのアパート在住

という2つだけが大きな悩みの種だった。 

なぜなら私は「猫アレルギー」で家に入れないし、
外出は十分可能な状態であっても、
あの階段じゃぁねぇ・・・・っていう。
サポートしずらい極まりない環境やで。

という課題を残して夜も再度あれこれと
必要準備の話をして過ごしたのだった。 


つづく 











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# by sarah_51 | 2018-08-23 18:15 | 医療と健康  | Comments(0)

「脳転移」と友とわたし②「どうも足が進まなかったわけで、、の巻」


「脳転移」と診断され
詳細を教えていただくべく婦人科から
脳外科に紹介状を出された我々。

いきさつはこちら。

翌日「朝1番で外来に」と言われたものの、
受付を8:30-9:00の間にという。
そこは自分でやっておいてくれと
友に伝え、私は後から行くとだけ言っておいた。

前夜私は、何を用意するべきか。
ぐるーっと考えたが、診察に同行して感じたのは、 

・主治医は友に話す時と違い普通に話す時は
 ほとんど口の動きがないタイプの医師だった。

・その医師が「明日は恐らく早口で進む」
 というのだからきっと早口なのだろうw 

・友は普段ずっと文字起こししてくれるアプリを
 使って診察を受けてきたけど、あまり正確に
 伝わっていない部分もあった。
 (主にそれはなくてもいいけど、あった方が
  ニュアンスはより確かに伝わるだろう部分)

ということで、私が思いついたのは、

「当日私はPC持参で行く」

ということだ。

子供の頃ピアノをしていたせいか
PCのキーボードをたたくのは早いほうだ。
以前看護師さんがPCで打ち込みながら
友に話していた際、あまりの遅さに、
読んでるだけでくたびれた。

でも会話と同じ速さでいければ、
あの時折意味不明な訳を平気で見せるアプリより
ましだろうと思ったのだ。

そこであらかじめワードに
彼女宛の当日の説明文を作って持参することにした。
内容は、

①診察室に入ったらまず私の自己紹介と
 今日はPCで通訳を入れることを先生にさっと言う。

②先生の話は隠さず全て伝える。我々に隠し事はない。

③必要に応じて私が先生に質問することがあるかもしれない。
 その際専門用語でさっと話すこともある。
 状況をより理解するためだ。その際その場でゆっくり
 説明しなおす時間がないと思うので、
 自分だけ会話に入れないように感じるかもしれないが、
 あとで必ずかみ砕いて説明するので安心して任せて欲しい。

それだけ作ってその日は寝ることにした。

気持ちはどうだったろう。
よく覚えていない。
居心地の良い夜ではなかったことは確かだ。

翌朝私はどうも体全体の感じがおかしかった。

具合が悪いのではない。
どうも「気が進まない」といえばそんな感じで、
どうも「行きたくないような」
しかし「行かないといけないしな」
という無意味なやり取りを脳内でしながら、
準備をして出かけた。

時間に間に合うようにというわけでもなく、
信号で止まってもあせるわけでもなかった。

病院近くのいつも止めるコインパークに行くと、
なぜか満車続き。。。 

その頃ちょうど友から受付が終わったとこだと
メッセージが来て。
駐車場が満車だから探してから行くから。
と返事をしたものの

ぐるぐる回っても駐車場がないので、
もう離れたところでいいやと止めに行った。
どこか心の中でこの遅れは悪くないなと思いながら。 

時間を見ると、9時過ぎたところで。

「どうせすぐ呼ばれんやろう」
「話を聞くにしてもMRIとってからで私はいいやろ」

という気持ちでできる限り
病院へ行くのを伸ばしたい気持ちになり・・・。
なんと、、、

「モーニング食べてから行こう・・」

とコーヒーを飲んで気持ちを整えて、、、
いや、、もうどうせなら行きたいくないなと
思いつつ、一度は病院へ向かって歩いていたけど、
すぐ思い直して向き直り、
病院のすぐそばの店に入ってしまったww 

その頃友は受付で「今村さんはまだですか?」
と何度も聞かれて困っていたらしいww 

ちょうど知り合いの看護師さんから
別件でメッセージが来て、
ついでに、こんなでー行きたくないけん
モーニング食べてるーと。
ぼやいたら、なんかちょっと
行くしかないなという気になった。 

10分いたかなー。
なんだかんだで、さっさとモーニング食べて、
何食わぬ顔で遅れてごめん~と言って
待合室の椅子に一緒に座ったw。 

持ってきたPCを見せて、
実際に話しながら同じ速さでできるか
友にもチェックしてもらい、
文字の大きさや、単語だけ書けばわかるなど、
互いにやりやすい感覚を調整した。

「30分~3時間待つと思います。」

とどえりゃーおおざっぱな時間を
告げられていた我々だったが、
案外順調に呼ばれ・・・。

友が一旦MRI検査に行っている間、
私はずっとクルアーンを読んで待っていた。
声は出さないけど、ずっと何かを言っているであろう
私の隣に子供が不思議そうに見ていたけど、
今回ばかりは声もかけずにずっと読み続けた。

神頼みするとか、すがるような気持ちで
もがくような気持ちでそこにいたわけではない。

なんとなく。
アッラーと自分の関係を良い状態に
しておきたくて。
私がそこにいるとしたら、
それは全て彼のお望みのまま、
私を善いことに使ってくださるようにと。

行く前とは異なり、モーニングのおかげか、
ぼやいたためか、何かわからないけど、
待っている間の私のこころは、
より穏やかで、緊張するでもなく。
回りの患者さんたちの雑音なども、
あまり心に入らずで。

あ。なんかMRIのとこ、行ってみよっかな。

そう思って別に迎えに行かなくても
いいんだけどエレベーター乗って
検査室の階に行ってみたら、

ちょうど友が検査終わって
ヨロヨロ歩いてこっちに来てるとこだった。

すごくね?
いいタイミングー(*´▽`*) 

とか互いにちょっとウハっとして。

そこからフル回転であれこれ
することになろうとは
まだその時は何も考えてなかった我々だった。

つづく 




















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# by sarah_51 | 2018-08-22 22:34 | 医療と健康  | Comments(0)

「脳転移」と友とわたし①「主治医、付き添いに任せて去っていくの巻」


子宮頸がんの友に脳転移がわかった。

ここ数日本当に目まぐるしく
あれこれしたので、どんどん記憶から
こぼれ落ちていくことも多く、
記録として残しておきたいと思い直し
ブログにしておくことにした。 

もう始めから①ってことはだよ?
続きがあるってことですわww 
 
友は、子宮頸がんがわかって手術をした。
その時私は身元引受人として
その一部始終を見たし、それを引き受けると
承諾した時点でその後のことも全て
請け負うことは当然心に決めていた。 

(その時の話↓) 


術後の抗がん剤が終わり、
毎週友のリハビリを実施して(やらせたともいう?w)
体力の回復も順調で、
短期間のうちに本当に目覚ましく
復帰したと思うというほど、
元気になりつつあった。 

が・・・。

正直私の中に、ここ最近ずっと
口に出してはいけないような、、
でもやはりどこかおかしい。。
と思うことが時々あった。 

変だなと思ったのは7月下旬。
さらにやっぱり変かな、、と
感じたのは8月入ってからだ。

その時は10日ほど会えない時があって
久しぶりに彼女が歩く姿を見たとき、
何とも言えない胸騒ぎがして。
でも口に出さずにいた。
いや、、なんとなく出してはいけないような
そんな気になってしまった・・・。 

暑さもすごかったし、
あまり水分も取れていない様子だったので、
熱中症だといかんしと、
1度は診察日に点滴をしてもらえよーと
言って点滴をしてもらい、少し元気になっていた。 

お盆に入って私の美味しすぎるイベントがあり、
友は食べるのが大好きなので
参加する気満々でやってきた。

でも。

到着する前に、メッセージで
着いたら少し休ませて欲しいと連絡がきた。

うーん、そりゃよっぽどだわと様子を尋ねると、
どうも脱水のような、
それにしてもなんかおかしいような、、。

到着後の様子を見て、すぐさま
耳の聴こえない彼女の代わりに、さっさと病院へ電話し、
状態を伝えなんとか点滴してもらえないかと連絡した。 

受付の看護師さんは、またですか?的な
感じの返事だったけど、
いえいえいえ、いやいやいやいやいや、
バイタルこうですねん、やばくなると困りますねん、
先生に聞いてもらえます? 

とねじ込んだらすぐさま主治医から
OK来てちょーだいのお返事が。 

友はバスで行くー

とかほざいていたが、
ビシバシっ!!!
とジェスチャーでダメに決まってるやろ的に、
言い分を却下し、さっさとタクシーの運ちゃんに、

「彼女耳が聴こえないんです。体調悪いので、
 ○○病院の入り口まで横づけでお願いします!」

と伝え、友をはよ乗れほいほいと運んでもらった。 

イベントが終わって、そろそろ点滴終わるかな、、。
と後片付けしながら別に迎えに来てくれと
言われたわけではなかったけど、

どうしても、、、。
なんかまた胸騒ぎがしてしまい、
急いで迎えに行ってしまった。

するとなんと!

ベッドで寝てるとばっかり思ってた友は、
「オナカスイター」
と元気に手を振りながら、
待合室で座って点滴を受けているではないかww 

どんだけ~ww 

まぁしかしそんなこともあるやろと、
イベントの残りものを持参していた私が、
「まぁ食え」
とばかりに差し出すと、
嬉し気にバクバク食べていたけど、

頭の検査しよると聞き、
おお、それは良いかも。
なんか体調不良の原因がわかるといいな。

そんなこと言いながら呼ばれるのを
ワイワイ、うまいねこれと
言いながら待っていた。 

検査結果が出たからと呼ばれた時、
「付き添いの方もどうぞ」
と言われ、遠慮なく入らせてもらったが、

「・・・目にしてしまった」

という感じだった。 

入ってすぐ先生の机にはPCとは別に
デジタル画像が開いてあり、
そこには友の脳の写真が出ていた。 

あぁ・・・・。

その瞬間私はいろいろもう想定してしまった。

そして主治医が口早に、

「脳に転移がありました。 
 脳外科の先生と急ぎ相談しました。
 明日朝1番で受診してください。
 お手紙も書いておきます。
 付き添いの方いっしょに来れませんか?
 恐らく治療のことなど早口ですぐ色々
 決めないといけないと思うので、
 筆談で進めるよりも、
 いっしょにいてもらえると助かります」

と言い、
我々は、「ハイ」以外何を言っただろう?
という感じで待合室に再度出た。

主治医は手紙を書き終えて、
待合室に来た際、

「付き添いの人がいてくれてよかったよかった」

とやたらと嬉しそうに
歩いて行ったけど、

おいーーー!
あたしに任せて行く気か先生ww 

と心の中でちょいと恨みつつ。。

でも今日病院にムリヤリ送ってなかったら、
実は明日からもともと見つかってた
肺転移の抗がん剤、する予定やったわ・・・。

と思い出し、我々はどこか互いに
納得させるかのように、

「いやぁー今日来といてよかったなー」
「いやほんとそれ!」
「マジ抗がん剤の副作用かと思われて、、、」
「明日以降だったら相手にしてもらえたかどうか・・」
「いやーマジよかったわー(*´▽`*)」

とまぁ。。
明日来るしかないしね。
という感じで。そのあと

友はひとこと
「まだピンとこない」
と言い、

「そりゃそうだ。まずは脳外の先生に
 話明日聞いてからだよ」

と私は大急ぎで予定を全部キャンセル。
友を家まで送って、待ち合わせの時間を伝え、
いつものように、

じゃあまたねー。

と別れたのだった。 

つづく 







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# by sarah_51 | 2018-08-21 22:53 | 医療と健康  | Comments(0)

「さあらさんを見習って○○を目指そうと思う。」友人が放ったひと言とは?


友人の近況を

とてもがんばってるなー。
いい感じだなー。

と心躍る気持ちで聞いていた。
とはいえ色々な難しい局面に
会うこともあるらしく・・。

すると

「実は私もさあらさんを見習って、、、」

というではないか。
なんだろう~(*´▽`*)
なにがあるんだろう、、、私・・・。

と思っていたら。

「オモシロ路線を目指そうと思って!」

というではないかww

そ、、、そこですかwww
 
あいやーそこですかwww 

私はいたって「素」で生きており
断じてオモシロく生きてやろうとか、
ここで笑わせずにどうするんよ
とか考えているわけではなく、
むしろマジメに言っていたりすることも
あるにも関わらず、相手の方達が
皆なぜかオモシロイですねー!
と笑うのであって・・・。

まぁいいや。
楽しいが1番よねww 
(いいんかいw) 

おしまい 





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# by sarah_51 | 2018-08-18 20:54 | こんなことがあったよ!! | Comments(0)

さあらカフェ出張終了のお知らせ 


世界のティータイムを
その国の文化と共に紹介する
「さあらカフェ」

▽これまでのさあらカフェ 

始まりはお友達が我が家に来てくれて、
何だったかお茶を出した際、

こんなの初めてー
お友達たちにも知って欲しいー!

ということで、
「教えてくれまいか」

というお話をいただき、
始めたものでした。 

だいたい日本人イスラム教徒に
会ったことのない人がほとんどで、
子育てや家事、仕事で忙しいママ友たち。

でも知らない世界を知るのが大好きで、
自分の世界観を広げたいと
毎月集まってくれたのが懐かしいです。 

でもサロンを始めた今、
あちこちご要望に応じて出張するには、
休みと労力と、様々なことを考えて、

「出張は終了に」

することにしました。 

9月のこちらの個人宅での会が
出張最後となります。 

▽エジプトのカルカデを飲む会 

でも!

このお茶会そのものは、
サロンで継続していきます! 

実はその他のランチ会や
食べる会などもサロン開催に変更しており、
その報告もサロンブログで書いています。

こちらのブログを読んでもらっている方で、
最近食べる会ないなーとか
思っていたらすいません~~~

ぜひサロンの方も応援してくださいね~♪ 


おしまい 

ーーーーーーーーーーーーーー

サロンブログ

イベント案内

サロンHP


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# by sarah_51 | 2018-08-06 22:32 | さあらカフェ | Comments(0)