カテゴリ:ばぁちゃんのこと( 35 )

命を受け止めて見送ることのできる幸せ@ばぁちゃんの出会いと看取りから学ぶこと

あなたをずっと待っていてくれる。

そんな方が、あなたにはいますか? 

今思うと、あれほど私を待っていて
くれた人はいただろうか。

そう思う、私とばあちゃんのお話しです。

2014年の8月、旦那さまの祖母である、
「ばぁちゃん」の命を、その魂が
身体から去っていく最期の最期まで
見送りました。

ばぁちゃんと出会ったのは7年前。

a0188838_10493824.jpg

我々夫婦が初めて出会った日。
そして結婚した日であり、
ばぁちゃんともこの時初めて会いました。

小さい頃じぃちゃんとばぁちゃんに
ベタ惚れされるように育てられた旦那さま。

気難しいばぁちゃんは、
周囲の人たちからは、

「どんな人を連れてきても、
 ばぁちゃんは認めんやろう」

そう言われていたそうで。

旦那さまからも初めに
「ばぁちゃんが一番の難関です」
と聞いていました。

そして行ったこの日。
当時佐賀県の施設にいたばぁちゃん。

大勢の人がいっしょにくつろいでいたその場で、
私がばぁちゃんのところへ行き、

「初めまして。〇〇です(旧姓で)」 

と挨拶すると、すぅ~~~~っと
立ち上がったばぁちゃんが、

「どうぞ、よろしくお願いします」

と言って、1発合格しました。
 
亡くなるまで、なぜその場で合格したのか、
旦那さまが何度も聞いていましたが、
にや~~~っとするばかりで、
ばぁちゃんは何も答えませんでした。 

結婚以来毎月遊びに行っていた私たちですが、
ある晩、突然電話があり、

「吐血したけん病院へ行く」

という連絡が施設から入りました。
すぐに病院に行き、

「孫嫁です。理学療法士です。
 私が説明を聞きます」

そう伝えると、話が早いという感じで、
胃カメラを終えた部屋から先生が、

「がんです。それも非常に大きい。
 胃の中に血がかなり溜まっていて
 はっきり見えませんが、かなり大きく、
 そして深い。手術をできる状態にありません」

と。
この時以来、私がキーパーソン(主にやり取りする人)となり、
ばぁちゃんの大嫌いな看護師さんと
病院と、旦那様の家族や
ばぁちゃんの間を行き来する役になりました。

そして、ばぁちゃん子だった、
旦那さまへも看取りまでの時間をどう過ごすのか。

この日ばぁちゃんの施設の部屋に泊まり、
ばぁちゃんのいないその部屋で
涙が止まらない旦那さまを抱きしめながら、

私はばぁちゃんの命を預かったように思いました。
みんなにとって良い形にしたい。
何よりばぁちゃんのために。

明け方までずっとクルアーンを読み、
アッラーにその全てをお願しました。

手術ができるかわからない。

その時の写真です。 
a0188838_10240040.jpg

大嫌いな病院で不安なばぁちゃん。

私が横で寝てあげるけん、
なんも心配いらん。

毎日仕事が終わった後、
高速バスで佐賀県へ行き、

後から仕事を終えて
旦那さまが車で迎えに来る

そんな日が続きました。
食べるものといえば、
病院のコンビニで買えるものぐらい。

ばぁちゃんの寂しさも、
私の身体と疲労も

このままではもたない。

そう思い、福岡へ
連れてくることに。
万が一のことも考えて
この時すでに自分の勤務先にも
状況を話して、手術ができた場合、
できなかった場合、
いくつかの方向で段取りを決めました。

夜まで待たんでも、
会えるようになるね。

そしてなんと手術も
できることになった
ばぁちゃん。

パーキンソン病があり、
手術で薬が飲めなかったことで、
手を顔のところまで
あげることもできなくなっていたため、

全部介助が必要でした。

それでも私が来るのを待ちわびて
いてくれたばぁちゃん。 

a0188838_10245483.jpg

食べて、
リハビリして。

a0188838_10272179.jpg
くつろいで。

a0188838_10274436.jpg

福岡に来たおかげで旦那さまも、
仕事の昼休みにご飯を
ばぁちゃんのとこで食べて、
また仕事に行くようになりました。

一旦リハビリ専門病院へ行き、
そこも無事退院後、私たちの
家の近くの施設に入れたばぁちゃん。

毎日行って、
週末ともなれば外出して。



a0188838_10280382.jpg

通院なのにおしゃれしてw 

a0188838_10284627.jpg

食べたいものも食べて。

a0188838_10292375.jpg
その後再発がわかり。

当時の私の勤務先の
緩和ケア病棟に移動。

私のそばにいられると
ことのほか上機嫌で、

あれほど嫌いだった病院や
看護師さんにも
えらい可愛がられるばぁちゃん。

a0188838_10301847.jpg

食事も介助なくできるようになり。

a0188838_10282737.jpg

写真を撮るとき、
いつもコワイ顔しかしなかった
ばぁちゃん。

こんなにも素敵な笑顔。


a0188838_10415993.jpg

そしてばぁちゃんがずっと
本当は会いたいと思っていた
人たちみーんなに会って

アッラーが彼女の希望を1つ1つ
全て叶えてくれました。

そして200人は軽く超えるほどの
たくさんの人たちが
葬儀の礼拝に参加し、
埋葬まで手伝ってくれました。
(彼女は病気になる前に自らイスラム教徒になっていました)

a0188838_10310706.jpg

a0188838_10311629.jpg
a0188838_10312353.jpg

今はこのお墓で、
やっぱりずっと待っていて
くれるように思っています。

ばあちゃんを看取るまでの間、
私は仕事と家の往復以外の
全ての活動を辞めました。

でも人に会わなかったわけではなく、
むしろたくさんの人たちと
会ったように思います。

お友達と会いたい時は、
ばぁちゃんのお見舞いに
来てもらい一緒に会ったりしたし、

私がばぁちゃんといっしょにいる
ことを知って、お手製の料理を冷凍で送って
くれたり、わざわざ会いに遠くから
来てくれた人たちもいました。

出かけたお土産話を持ち帰ると
喜ぶばぁちゃんのために
写真もたくさん撮って
見せていました。

でもそこはやっぱりお見舞いや
介護が必要なばぁちゃん。

洗濯物もオムツ類も
なんもかんも私が
行かなくてはならなかった。

でも、ばぁちゃんは
いつだって、どんな時だって、
私を待っていてくれました。

2時間ぐらいしか待てなかったけど笑 

仕事中も何度も呼ばれては、
どうしたと?と聞くだけで、
笑顔になるばぁちゃんに
看護師さんたちも笑うしかなかったけど。

でもそれほど会いたいと思ってくれる人。

そんな人に出会えるだろうか。

そう思います。

介護は大変かもしれない。
あなたの時間を削がれるかもしれない。

でも誰かがずっとあなたを待っていてくれる。

その魂が身体から離れた後もずっと。

そう思ったら、実は必要だったのは、
私の方だったなと思うのです。

私が、ばぁちゃんという、
自分を待っていてくれる人が。

必要だったんだなと。

命を受け止めたように思っていたけれど、
自分がずっと受け止めてもらっていたんだな。

そんな風に今は思います。


看取りまでに家族が、
あなたができること。

そしてお別れした後も
その人のために
できることがあります。

そんなお話をこれから
伝えていく活動ができたらと思います。

おしまい 



ーーーーーーーーーーーーー
看取りまでにあなたが
できること。
講演やお話し会希望の方は
→midaidokoro.sarah@gmail.com
までお気軽にどうぞ。
ーーーーーーーーー
他にも書いています
ーーーーーーーーー
さあらと繋がりたい方
友達申請はメッセージいただけると喜びます。
フォローご自由にどうぞ!基本フォロー返し。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー












[PR]

by sarah_51 | 2017-06-05 12:09 | ばぁちゃんのこと | Comments(0)

お正月の思い出

アッサラームアライクム!!
みなさんの上に平安がありますように!!

西暦ではにゅーいやーですね〜♪( ´▽`)
みなさんによりたくさんの祝福がありますように!!

実は私にとって人生のほとんどの年末年始は入院していたため、
あまり思い出というものや、お正月と言えばこれ!
という母の味というのもそう多くありません。

具合も良くなかったのでよくある親戚や祖母の家などへ
行くこともなかったのでお年玉というのもあまり記憶にないのです。
年賀状はいつも母が病室へ持ってきてくれるのを楽しみにしていました。

働きだしてからもそれはあまり変わらずで、
また、盆暮れ正月のない職場だったこともあり、
元気な年は働いていました笑。

なのでいわゆるお正月というのを味わったのは、
亡くなった旦那さまのばあちゃんとかなーと思います♪( ´▽`)

初めの年、評判の美味しい和食屋さんで、
奮発して作っていただき、ばぁちゃんのいた施設でいっしょに食べました。

それがこれ♪( ´▽`)
a0188838_18542893.jpg


本当に美味しくて美味しくて、
おせちって見るぐらいで実家でも残っていたイメージでしたが、
これは、旦那さまと3人で一気に食べ終えてしまった!!
という思い出の味です。

ばぁちゃんもおせちを美味しく食べ尽くしたのは初めてだと
言ってました。
そんなもんなんですね〜w

一昨年は、ばぁちゃんが胃がんの手術をして、
リハビリの病院に入院していました。
当時まだ刻み食を食べていたので食べれる物が少なかったのですが、
こっそり持って行って喜ばそう♪( ´▽`)!!
と思っていたのに、病院から電話が来て、
ばぁちゃんが昼食は私がおせちを持ってくるからいらないと言ってるんですが、
本当ですか???とか確認が笑。

周りの人と食べてもらおうと思ったのに、
ばぁちゃんが1人でペロリ!!

a0188838_18591964.jpg


↑これがそれです笑。
大したものは入ってないですけど、
喜ぶばぁちゃんのことを考えながら作るおせちは、
なんだかとても幸せな時間でした♪( ´▽`)

正月というとなんだかばぁちゃんを思い出す私たちです。
そんなわけで、、、

a0188838_1913164.jpg


今日はばぁちゃんのお墓参りに行ってきました。
なんか不思議ですけどね。
こうしてばぁちゃんの顔の埋まってるあたりに座って話してると、
本当にばぁちゃんがそこにいるような感じなんですよね。

お墓ってあったかくて優しい気持ちになる場所だなあって。
そう思う今日この頃です。

でももう一つ。
私には思い出の味となったお正月料理があります。
それがこれ♪( ´▽`)

a0188838_194194.jpg


美味しそうでしょう???
博多の郷土料理で、

がめ煮
とブリの入ったお雑煮です。

旦那さまのお母さんが作ってくれたこれが、
すっごく美味しかったのです♪( ´▽`)

関東はたいがい鶏肉の入ったお雑煮ですもんね。
魚の美味しい博多ならではですが、
あご出汁と丸もち、ブリにかつお菜という、
これまた関東にはない菜っ葉が特徴です。

ではきっと旦那さまに私も作るのだろう。。。。
と思うかもですが、、、、ε-(´∀`; )

どうもお正月料理は好きじゃないらしく、
お願いだから普通の料理にしてと言われていますwww

と、いうわけで、、、、。

昨年は、
シリアのマクルーベ♪( ´▽`)
a0188838_1995953.jpg


今年は、
ビリヤニ(旦那さまはカレー)
a0188838_19103861.jpg


わはははは。
まぁ、、、

インターナショナル!!

ざますね♪( ´▽`)

ご家族皆さんとよい休暇をお過ごしください!

おしまい
[PR]

by sarah_51 | 2016-01-01 19:15 | ばぁちゃんのこと | Comments(0)

お墓参り&鹿児島モスク 

アッサラームアライクム!!
みなさんの上に平安がありますように!!

みなさん連休はいかがお過ごしでしたか?

3日休みができたら、
実家に帰るごと


亡くなったばぁちゃんはいつも
そんな風に私に言ってくれていました。 

でも実家へ帰らないときはいつもばぁちゃんとお出かけでしたっけねw 

そんなわけで、、、。

a0188838_22375066.jpg


行ってきました~♫ 

ばぁちゃんのお墓に♡

a0188838_223855100.jpg


山の高い場所にあるばぁちゃんのお墓。

旦那さまとは別の上り方でお墓のそばへ。
ちょとだけ早く着いた私は、
お墓に入ったばぁちゃんが、
顔をマッカの方角へ向けて、右下にして寝ていた、
その顔のすぐそばにかけよって、

アッサラーム
 アライクム♡ 


思わず、そう話しかけていました。 

いつもばぁちゃんは私が来ると、
どんなに眠っていても、
熱があっても、
体がきつくても、

ぱっと

目をあいて、

わっ♡来た♡ 

と笑顔で迎えてくれました。

お墓参りと言いますが、
まるでそこにばぁちゃんがいるようで、
いつものように喜んでくれているようで、
不思議な喜びがそこにありました。 

旦那さまが到着するまでの間、
そっとクルアーンを読み、ドゥアーをしました。 

到着した旦那さま。 

a0188838_2244010.jpg


これもまた、まったくもって

普段どおりにww

最近の出来事をあーでもない、こーでもないと報告しましたww 

同じ墓地に先日亡くなられたムスリムのお墓もあったので、
みなさんのために、またこの墓地にはたくさんの仏教徒、キリスト教徒など、
その他の宗教の方のお墓もあるため、そうした方たちのご家族のためにも
お祈りしてきました。 

さあ!
せっかくの連休♫ 

そこから宮崎を通って、、、

a0188838_224735.jpg


鹿児島へ行っちゃいました~ヽ(´▽`)/ 

人生で初めての鹿児島です♫ 

もう大分から宮崎、鹿児島と、
高速で新しい土地名が出るたびに、

ヤータクビール!!!!
アッラーフアクバーーーール!!ヽ(´▽`)/ ヽ(´▽`)/ ヽ(´▽`)/ 

と大喜びしていたさあらです♫ 
うふふふふふ。

そして鹿児島最初に訪れたのは、、、。

じゃーん!

a0188838_2249347.jpg


鹿児島モスク!

です♫ 

もともと病院だった建物をモスクにそのまま利用しているみたいです。

a0188838_22502557.jpg


小部屋がいろいろあって、教室に使用したりしていました。

a0188838_22504380.jpg


ちょうどマグリブ(日没)の礼拝前に到着できたので、
旦那さまは他のムスリムの方といっしょに礼拝できたみたい♫ 
アルハムドリッラー!
 
一晩鹿児島に泊まって明日は観光♫ 
ホテルに着いたら、
すっかり夜でしたが、駅に観覧車!!

a0188838_2253118.jpg


観光へ続きまーす!

つづく 
[PR]

by sarah_51 | 2015-05-06 22:53 | ばぁちゃんのこと | Comments(0)

思い出の味 

アッサラームアライクム!
みなさんの上に平安がありますように!!!

久しぶりに行った喫茶店。 

a0188838_17315272.jpg


私はここのパンがとても好きです。
今回のはアーモンドとチーズのパン。

でも付け合せのサラダにパインが入っていて、
お手製のドレッシングが本当に美味しいのです。 

この喫茶店には、
ばぁちゃんが入院していた頃、
疲れ果てて、哀しくて、しんどくて、
辛かったときに、時折寄って食べていました。

私にはとても贅沢な食事で、
お昼ご飯に自分だけこんな風に食事を取ることが
なかった。

なので、すごく贅沢をしすぎているような、
ばぁちゃんのところに早く行ってあげなくちゃ。
そんな思いでいつもさっと食べては出ていました。

でも久しぶりにドアを開けて入った途端、

あらあ!お久しぶりですね!

と喫茶店のママさんが。

お水持ってきながら、
かわりなかったですか? 

と優しい優しい笑顔で迎えてくれました。

美味しい美味しい、
甘酸っぱいサラダを食べながら、
ばぁちゃんがいた頃のことを思い出して、
涙が出てきてしまって。 

でもここの喫茶店のママは、
いつもお客さんが落ち着くと、
新聞を座って読むのが日課のようなので笑、
そんな私は気がつかれることなく、
素敵なばぁちゃんとの思い出にゆっくりひたりながら食べることが
できました。

アルハムドリッラー。 

最後に頼んだ、紅茶。

ママさんがびっくりして、
紅茶でいいの?? 

と聞いてきます。

そうそう。
私は喫茶店に入ると、美味しいコーヒーが飲みたいので、
いつもコーヒーでした笑。

覚えていてくれたんですねぇ・・・。

自分を知っていてくれる人に、
出会って挨拶を交わせるって本当に幸せですね。
スブハーナアッラー・・・。

おしまい 
[PR]

by sarah_51 | 2015-05-03 17:59 | ばぁちゃんのこと | Comments(0)

別府といえば!!

アッサラームアライクム!
みなさんの上に平安がありますように!!!

別府といえば!

地獄!!!

ざましょ~??
( えw )

いざ地獄へ!

a0188838_20231640.jpg


まぁ相変わらず見えないざますww 

危険!

なのでありますw

それにしても今回の地獄めぐりは別な意味で怖いものが・・・。
それは・・・

じゃーん

a0188838_20252151.jpg


なんとワニ・・・

a0188838_20254463.jpg


作りものじゃなくて、

本物です笑 

なんかワニ地獄なんですよね~。
海の水を温泉で温めてるらしいです。

それにしても熱湯がバッサンバッサン湧いてるので、
それなりに「地獄イメージ」ばっちり頭に焼き付いた感じですww 

国指定の地獄とやらもあるらしく・・・。

a0188838_20293135.jpg


こちらは庭園風できれいでしたね♬ 
蒸気の向こうに・・・

旦那さまがww

a0188838_20301252.jpg


それにしてもこのあたりの地獄は不思議な場所でして・・・。

なぜかマレーシア・・・ww

a0188838_2031679.jpg


ピラニアもいたり・・・

a0188838_20312478.jpg


不思議な南国雰囲気満載の地獄でしたww

しかーし!!

本当の別府とは・・・。

きれいな海♬ 

a0188838_2033725.jpg


それにすごく暖かいし水もぬるい感じでしたよ♬ 

別府がこんなに海がきれいだなんて思いませんでした。
別府のお友達が海を見ていってください~と言っていたのですが、
いつまでもゆっくり見ていたいような静かで素敵な海辺でしたね~。

でもそのすぐそばは、もう普通の通りなんですよ^^ 

街全体が硫黄の香りのする別府。
そのせいか?磯の香りはそれほどしなかったような気がします・・・。 

でも本日の一番の目的は・・。

ばぁちゃんの
 お墓参り♬ 


a0188838_20354689.jpg


手前のなんもない土のとこに、ばぁちゃんが眠っていますよ。

周囲にはたくさんの仏教徒やキリスト教の方のお墓もあるこの場所に、
ムスリムのお墓もあります。 

今日はばぁちゃんのお墓参りにお友達家族も一緒に来てくれて、
一緒にばぁちゃんのために祈ってくれました。 

亡くなってもなお、愛されているばぁちゃん。
ありがたいですね。

お墓の中の生活に平安がありますように・・・。 


おしまい 
[PR]

by sarah_51 | 2014-12-30 20:40 | ばぁちゃんのこと | Comments(0)

ばぁちゃんの埋葬

アッサラームアライクム!
みなさんの上に平安がありますように!!

ばぁちゃんが昔旦那さまに買ってくれた車・・・。

ばぁちゃんが亡くなった日に、
オーバーヒートして動かなくなってしまいました・・。 

そういうもんですかねぇ・・・。

なんとか家には着いた私ですが、
埋葬日である翌日は、

ものすごいどしゃぶり!

の雨でして^^;

マスジドまで行くにしてもそうですが、
埋葬ですよ!

穴掘りが!!!

あるというのに、これじゃ、掘ってるそばから、
水がどんどん入ってしまうのでは・・・>< 

・・・という心配もしつつ、
とりあえず、タクシーでマスジドまで移動したです。

それにしてもお墓の穴掘りって大変なのかなぁ・・・。
よくわからないので、一応カッパと長靴で出かけてきたさあらでした。 

旦那さまに別府のブラザーには前日も朝も電話してもらい、
お墓の準備について再度お願いしてはありましたが・・・。

どうなることやら・・

と思いつつ・・・www 

しかしこの埋葬の日である、
8月15日は、なんと!

ばぁちゃんの誕生日!

でもあり、

金曜礼拝の日♫ 

というなんともめでたい日なのでありました♫ 
アルハムドリッラー・・・。 

そんなわけで、ちょー豪雨にも関わらず、
金曜礼拝と一緒に再度葬儀の礼拝をしてくださることに。 

マスジドに入るとちょうどばぁちゃんの柩が。

a0188838_109166.jpg
 


つくづく思うのですが、
日本の普通のお葬式だと、こうやって柩を家族や友達が持つことって、
あまりないですよね。 
嬉しいことだなぁ・・・と思いました。 

ばぁちゃんの柩は金曜礼拝の説教が行われている間はマスジドの隅に置かれ、
説教が終わったあと、ブラザーたちによって、みんなの前に運ばれていました。 

前日同様に、イマームが旦那さまのおばあちゃんであること、礼拝後に葬儀の礼拝をするので、
そのままとどまってほしいこと、葬儀の礼拝方法を説明してから礼拝が始まりました。

金曜礼拝は普段よりも非常にたくさんの方が礼拝に来ます。
その礼拝中にみなで一緒に、


アーミーーーーン!


という声は胸に響くものがありますが、
この日はまた特別な感謝の気持ちを持ってきいたように思います。
スブハーナアッラー・・・。 

礼拝が終わると、もう誰と話している暇もないほどすぐに出発!

a0188838_10114534.jpg


すでにブラザーたちがレンタカーでバンを借りてくれてあり、
また、私たちの友人家族が一緒に行ってくれるというので、
車が壊れた私たちでしたが、乗せてもらうので問題ありませんでした^^ 

そしてなんと!

途中ネットを見ていたら!

穴掘りが着々と!!

a0188838_10204527.jpg


進んでいるではありませんか!!!

a0188838_10211073.jpg


これは別府マスジドのFBページに出されていたのですが、
この画像を見て、

ちょー感激!!

しちゃいましたww

風の便りでは、以前お墓に着いたけど、

穴掘りがまだ全くだった・・

とか聞いたりしていたので、
到着して一緒に掘らないと!!と思っていたのです。 

これなら安心♫ 

あとはこの豪雨で水が入らないことを祈るばかりです!

そして大分は別府まで1時間半くらいでしょうか・・・。 
高速で行きましたが、

ぼちぼち墓地に・・・

( ギャグではありませんwww ) 

となってびっくり!

ちょーー狭い道!!


a0188838_10121366.jpg


どうやらちょいとした山に入っていくようですw 

うねうね、うねうね行ってやっと

お墓に到着♫

a0188838_10132552.jpg


すでに別府のブラザーたちが待っていてくれて、
北九州や福岡からきてくれた人たちの車もぞくぞくと・・・

a0188838_10143559.jpg


それにしても、この墓地はものすごい数のお墓があります。

山全体が墓地!

という感じです。

仏教徒の方たちのお墓がたくさん見えていますね。 
お盆ということもあって、たくさんご家族の方が来ていました。

ばぁちゃんもいよいよお墓に移動!

a0188838_10164045.jpg


九州には残念ながらまだ、イスラーム教徒専用の霊園というのがありません。
そのため、本来なら山梨や静岡の霊園へばぁちゃんを運ばないと行けないのですが、
生前ばぁちゃんにそれを確認したところ、

うち九州がいい!

とはっきり、きっぱり言われてしまいまして^^; 

別府にあるこのキリスト教の墓地の一部を間借りしている場所に、
空きがあって本当によかったです。

でも私のイメージでは、

平らな場所

にぽつんと霊園があり、そこに十字架なのかな・・・

と思っていたので、このなんとも、

山ごと墓地!!

な風景にはびっくりしました。 

ばぁちゃんの埋葬場所は高台の方で、
みんなで階段をずっとずっとずーーーっと登って行きました。

見晴らしいい~!

a0188838_10272963.jpg


その場所にキリスト教の方の墓地があり、
そのまわりはまたすぐに仏教徒の方の墓地があったり・・・。 
他にもよく私にはわかりませんが、いろいろな宗教・宗派の方の墓地があったようです。 

スブハーナアッラー!!

これぞ共存!!

という感じで、とてもよかったですし、
これならさみしがり屋のばぁちゃんも、

寂しくない!!

かなと思いました♫ 

さあいよいよ埋葬です。 

朝から4時間ほどかかって一生懸命掘ってくれていた穴です!!

a0188838_10302182.jpg



写真だと小さく見えますが、深さが2メートルくらいはあるようで、
背の高いブラザーがすっぽりでした。。。 
ありがたや~。

ゆっくりばぁちゃんを降ろしていきます。

a0188838_103251.jpg


いったい何カ国の人たちが集まってくれたでしょう・・・。 
母国でそれぞれのやり方があるとは思うのですが、
こうしてみんなで協力するときのすごいこと!!アルハムドリッラー!!

柩の中で、ばぁちゃんの体を右下にして寝かせ、
その顔はメッカの方角を見るように寝かせてあげていました。 

一緒にいてくれた親戚の方と、

お釈迦さまも右に

して、同じように亡くなったんですよね~^^
とか話しつつ・・・。

通常イスラム圏では柩は使用しないところが多く、
体に直接土がかからないように、穴の中に別の板や石で覆いをかけるそうです^^

優しいですね~^^ 

みんなで土をかけます♫

a0188838_10375430.jpg



そう!!
そうなのです!!

雨が上がっていた!!

んですよ♫

ものすごい豪雨だったのに、
ばぁちゃんが移動する間、埋葬の間雨がずっと上がって、
晴れすぎて暑くもなく、ちょうどよい天気になりました。 
アルハムドリッラー!

それにしても、掘った土のすごい量だこと!!
屈強のブラザーたちでもしばらくかかりました。

a0188838_10443484.jpg


でもその先に見えるたくさんのお墓、見えます??

すごいですよねぇ~!

私たちも一緒に土をかけてあげましたよ。 
そして、しっかりと土をたたいて、

完了!! 

a0188838_1040020.jpg


するとどこからともなく、まぎれていたブラザーが・・・。

お祈りの言葉を。。。

a0188838_10412440.jpg



ほんと、イスラームでの知識ある方っていうのは、
どこでも謙虚すぎて、まぎれていてわからないものですwww

初めはばぁちゃんの頭の側に立って、
その次にこうして脚の側に立って、
そして最後にマッカの方向をむいて、

みんなでドゥアー

しました。 

生前ばぁちゃんは、ムスリムの人たちに会うと、

うち安心した~♡

とよく言っていました。
なんかわからん、安心するっちゃんね。
と。。。 

こうして最期を同胞に全てやってもらえて、
そして実はお隣さんもムスリムの方のお墓でしたので、

きっと安心♡

しているだろうなぁ~。
と思いつつ・・・。 

全てがスムーズで容易く、
そしてすばらしい埋葬でした。

何ひとつ、どれひとつ

とっても私たちだけではできないことばかりでした。

そしてその全てを容易くこれほどまでにしてくださったのは、
本当に

アッラーだけ!

と思わざるを得ないほどのすごさですよね・・・。

アルハムドリッラー!

次回は、埋葬後のこぼれ話でもしましょうかね^^ 
インシャーアッラー。 

おしまい 
[PR]

by sarah_51 | 2014-09-02 10:51 | ばぁちゃんのこと | Comments(0)

ばぁちゃんのお通夜 

アッサラームアライクム!
みなさんの上に平安がありますように!!

さて、すっかりきれいにお清めが終わったばぁちゃん。
作業が終わると、午後のアスルの礼拝の時刻が近づいていました。 

グスルをした場所から、
ブラザーたちがみんなでばぁちゃんを運んでくれています。 

a0188838_1734331.jpg


特に決まった服装とかないみたいですw 

みんないつもと同じ服装をしていましたね。
私にはそれがまた、普段通りの気持ちを保つことができたように思います。

そこへいかにも、日本式の

お通夜に出席

という服装の方たちが・・・。 

ばぁちゃんの親戚の方たちでした。 
アルハムドリッラー!
モスクの中にまで来ていただけたなんてとても嬉しかったです。 

ばぁちゃんの親族はみな遠くに住んでいるので、
亡くなって半日後の葬儀に間に合うわけもありませんでしたし、
そのことは事前に説明して、確認・了承を得ていました。 

でもそこはやはり、いきなりのイスラム式のお葬式・・。

え?男女別なんですか?

から始まり、

顔は見れないの? 

などなどさまざまな驚きがあったようです。 

事前に聞いていただいたのも含めるとざっとこんな感じ・・・。 

数珠とかいるのかな? 
香典とかどうしたらいいの?
服装はなんか決まりある? 
お花を贈りたいけど、どうなのかしら?
電報は打っても届くの?
自分たちも入っていいの?そのなんていうか「教会」? 


まぁなんといいますか、、、。
ここで丁寧にご遠慮しなくてはならなかったのが、

お花類と香典でしょうか。 

いわゆる日本のお葬式に出す「お花」というのは、
花輪の場合もありますし、祭壇に飾るようなお花もそうですが、
どこにも

飾るところがない

のでありますww 
また、日本のように

お坊さんにお礼を・・・。

という感じのこともありません。
イスラームでは聖職者というものがありませんし、
葬儀は最初に書いたとおり「連帯義務」ですので、
だれであれ、亡くなったと聞けば、

みんなでする

ものなのです。
ですので、

いいんですよ~。お気遣いなく、
どうぞ身一つでよかったら来てやってください。。

そんなこんなをお一人お一人電話や直接対応しましたが、
急だったこともあって、私の電話の電源もちょーヤバイ。

その他お悔やみの電話などもあって、
とにかく必要な手配のために電話が必要で、ドキドキしましたww

その後礼拝時刻になるまでの間、
一緒にいてくれた親戚の方たちには、
いつも行う5回の礼拝のひとつをまず行うこと。
その後に、ばあぁちゃんのためにみんなでお祈りをすること。
その中にはこのようなことを言っていますよ、、と携帯画面に言葉を出して、
もしよかったら礼拝の間、一緒に読んでいてくださいね。
などと説明していました。 

でも素朴な疑問として、

本人は
知り合いがいるの?


というものがあったようです。
そりゃあそうですよね、
ムスリムになってまだ一年もたっていないばぁちゃんです。
一般の方から見れば、
住んでいた場所を離れて孫夫婦の住むところにやってきて、
ただでさえ友達はいないのではないか?
ムスリムになったっていったって、知り合いはいないのではないか?
本人はそれで嬉しいのか?

などなど思って当然だと思うのです。
でも、

それはもう!
ばぁちゃんはみんなに
愛されていましたよ


というのが私の返事でした。
当然なが、イスラム教徒同士は不思議と互いを本当の家族のように
思って過ごしています。知っていようと知らないどこぞの国の人であろうと、
その対応に変わりはないのではないでしょうか。

でも事実として私たちのおばあゃんということで、
入院中にお見舞いに来てくださった人たちはもちろん、
施設に遊びに来てくれたり、
いつもいつも私たちにおばぁちゃんはどう?元気?
と聞いてくれていたこと。
ばぁちゃん自身もそれをとても喜んでいたことなどなどを伝えました。

そして何より、この訃報が全国にいるイスラム教徒に、
次々と伝えられていること、
中には留学生などで帰国した人からも連絡があったりしていたので、
世界の各地でばぁちゃんのために祈ってくれているんですよ、、、とお伝えしました。

それを聞いて、

それならよかった!
最近はお年寄りが亡くなるとほんとうに寂しいお葬式だものね。
それって素敵ですね・・・。 

と安堵した様子でした。
アルハムドリッラー。 

だれであれ、一人ぼっちではなく、
たくさんの人たちに愛されて過ごし、
そうした人たちに見送られるというのは、
安堵するものなのでしょうね。 

そうこうしているうちに、
イマームが、

ブラザーズ&シスターズ

と話始めて、
みなさんも知っているとおり、
日本人のブラザーヌーフ(旦那さま)のおばあさんが今日79歳で亡くなられました。 
アスルの礼拝の後、そのまま葬儀の礼拝行いますので、みなさん続けてください。

と説明したあとで、どのように葬儀の礼拝をするのか、
その方法を簡単に教えてくださっていました。 

私も初めての参加なので、
その説明はとても助かりました。 

通常の礼拝とちがい、葬儀の礼拝は、

立ったまま

礼拝中に読む章句も声に出さずに行うんですね。 

でもこの黙祷の連続のように見える葬儀の礼拝。

ばぁちゃんの親戚の人たちは、
その様子に涙していました。 

アッラーのことを皆で想い、
ばぁちゃんのためにこうしてみんなが集まってくれている。
その姿になにか感じるものがあったのかもしれません。 
スブハーナアッラー。 

葬儀の礼拝が終わるとそのまま柩を向かいの葬儀屋さんに運び、
あとは一晩過ごす準備をするだけ・・・。

と思いきや!

ばぁちゃんの施設の方たちが!
ほぼ全員で!


来てくれたのでありますww

それももう!ほんと

お仕事の合間に!

だったようで、
みなさんいつもの仕事服のままで。
アルハムドリッラー!

入院中もちょくちょくお見舞いに来てくださっていたので、
またお見舞いに来てもらってもいないしな・・・と思って
連絡しただけだったのですが、まさかの全員集合にびっくりしました。 

施設へもほぼ毎日会いにいっていましたし、
職員の方たちともいつもいつも、今日はどうやったですよ~、
来るのをずっと待ってましたよ~たった一日会えないだけなのにね~。
と生前とてもよくしていただきました。 

ばぁちゃんがお見舞いに来てくれた後、
喜んでいたことや、はよあの子は嫁にいかんのやろか・・
と若いヘルパーさんを心配していたことや、
ばぁちゃんの最期についてもお話をしました。

みなさん、それぞれに自分たちのことを、施設での生活を、
楽しんでいただろうか、、、短い時間でも幸せだっただろうか
と思ってくださっていたようで、
ばぁちゃんんの様子を聞いて、安心された様子でした。 
デイサースは嫌がっていましたが、それもみんなで、
もうデイサービスないけん、ほっとしとろうや~と笑ってすごしました♫ 

いわゆる日本的な 

お通夜がない

ということで夜は寂しいものかなと思っていたので、
本当に

ありがたかった

です。
他にも、モスクには来れなかった親戚の方や、
ばぁちゃんと50年来のお友達、
東京からわざわざ来てくれたり、仕事後に家族を一緒に来てくれた私たちの友達など、
いろいろな方たちが会いに来てくださって、

ゆったりと
話をすることができました。 

何を食べるでもお経も祭壇も何もない部屋ですが、
義理などではなく、みなさんがただただ、
「ばぁちゃんのために」脚を運んでくださっていて、その

温もりと愛情で
幸せいっぱい


の空間でした。 

アルハムドリッラー。 

幸せをかみしめつつ、私はシャワーなどもしたいし、
翌日は大分まで長距離移動になるための準備をするべく、
深夜、旦那さまにばぁちゃんはお任せして、
自宅に車で帰ることになりました。

が・・・。
途中で!

オーバーヒート!

してしまったであります。。

どうにか家までは帰れましたが、
もうスタンドは開いてませんしねぇ・・・。
ともかく明日朝修理を聞いてみよう♫ 

と思いつつ・・・眠ったのであります。 

次回はその「ばぁちゃんの埋葬」についてです。
インシャーアッラー。

おしまい 











 
[PR]

by sarah_51 | 2014-08-29 17:28 | ばぁちゃんのこと | Comments(0)

ばぁちゃんのお清め

アッサラームアライクム!
みなさんの上に平安がありますように!!

さてさて、ばあちゃんが亡くなった後、
さまざまな手配を完了した頃に、
看護師さんから、

そろそろ行けますよ^^

と声をかけていただいた。

そう。

湯灌(ゆかん)です

実は、ばぁちゃんが亡くなる前日、
院長から「週単位かもしれない・・」
と説明を受けていた私たち。 

そのあとで看護師さんから宗教的にしてはいけないことなどを
確認してもらっていた。 

緩和ケア病棟では、誰かが亡くなると、
時間帯によっては、ゆっくりと家族で時間を過ごしてもらう。

例えば夜中に亡くなっても、朝までそのままゆっくりと過ごしてもらい、
午前中に家族と一緒に体を洗ってあげたりする、、、といった感じ。 

その後にエンゼルケアと呼ばれる、
ちょっとしたお化粧などをしたり、
「旅たちの服」と呼ばれる、
故人の好きだった服や、その人らしい服など、
好きな服装に着替えさせてもらう。 

その後お迎えの車が到着したら、
退院、葬儀会場またはご自宅へ・・・となるのではないだろうか。 

ただ、ばぁちゃんの場合は、
イスラーム教徒ということもあって、
湯灌はしても、お化粧はしなくてよいことを伝えておいた。 

お風呂の準備お願いします~ 

と言われて、いつもばぁちゃんが使っていた、
シャンプーやタオル、着替えなどを用意した。 

本当にそれは、

普段通り♫ 

な雰囲気で、移動中も、

ちょっと揺れますよ~

という具合に声をかけていただきながらだった。 
ありがたや~。 

私も一緒にゆかんできると聞いていたので、
看護師さん、ヘルパーさんと一緒に洗わせてもらうことに。 

ただ、私たちムスリムは、

アウラ♫ 

と呼ばれる部位があり、
そこは例え女性同士、親子であっても見ることは避けなくてはならない。 
夫婦なら大丈夫なんですけどね^^; 

おへそから膝まで

は見ることができないけど、
大丈夫かな~。
と思っていましたが、

お風呂はこんな感じ!(あくまでイメージですww ) 

a0188838_22251264.jpg


これすごくいいですね~。

首から頭までは外に出てるんですが、
体は覆われているので、

外から見えない!

で、シャワーが体部分には自動で出ているので、
手を入れられる場所から手をいれて、
きれいに洗うこともできます^^ 

でも手をいれるところから、チラ見できちゃったりするので、
私は、

頭と顔♫ 

を担当することに♫ 
別になにも説明しませんでしたけど、

私あたまと顔を洗いますね♫ 

という具合に自分から申し出たでありますww

すご~く穏やかな顔のばぁちゃんだけに、

気持ちよさそう!

にしか見えず、
その顔からは、

気持ちよか~♡ 

という声が聞こえてきそうでした。 
アルハムドリッラー!

ちょいとそこで思い出したのですが・・・。

実は私は披露宴の日の前日、
ばぁちゃんを

お風呂介助

しているんですよね^^ 
ホテルのお風呂に入ったばぁちゃんが、

ちょっと手伝って~~

と呼ぶものでお手伝いしたのが、
ばぁちゃんと出会って2回目の日でしたwww 

懐かしい~!

出会ったときも、
見送るときも、

こうしてお風呂に入れてあげられる幸せ♡

をかみしめつつ。
きれいに体を拭いてもらい、
頭を乾かした後は、 

ばぁちゃんのお気に入りのワンピースを着て、
白いヒジャーブをして、お部屋に再度帰りました。

ほんときれい!

でした。 
お化粧する必要なんて全然なかった。
お風呂でお肌もみずみずし~感じでしたし。
もともとばぁちゃんはもち肌だったので、
すごくきれいでした。 

看護師さんたちがみんなでお部屋に挨拶に来てくださって、
葬儀屋さんが無事到着し、
院長先生から死亡診断書をいただき、

無事退院!

したのであります。

無事にマスジドに到着すると、
ブラザーたちが出てきてくれて、
口々に

お悔やみ

という名のドゥアーを英語やらアラビア語やらで言ってくれつつ、
ばぁちゃんを抱えて中に運んでくれました。

そしてなんと!

スタンバイOK!

なムスリマさんたちと、
アッラーの許へお返しする前にする、
グスルと呼ばれる特別なお清めの準備がバッチシできていました。 
アルハムドリッラー。 

天然の香草が入ったお水を用いて、全身を本当にきれいに、きれいに、
清めていただき、
ちょ~~いい香りのする香水をお祈りの際に地面に触れる場所から、
順番に塗っていき、最後は体全体に塗ってくれていました。 

そして、

真っ白な

布を何枚も使用して、
頭から足の先まで

すっぽり!

a0188838_22511560.jpg


とくるみました。

この写真はネットからいただいたので、
ばあちゃんではありませんwww 

当然ながら、ムスリマですので、
男性にこの写真のようにしてもらうことはなく、

女性だけで!

行いますよ♫ 
大きなタオルを使用して、胸からひざ下にかけて、
決して見ないように気を配ってやっていくので、

恥ずかしくない!

ですね♫ 

そしてこの白い布の間にも、

水気を含んで香る

というとってもよい香りの香草が散りばめられており、
体は拭いたものの、皮膚に残るわずかな水気が、
それを吸ってさらによい香りが増していました。 

その間にも、
葬儀屋さんが用意してくださった

柩がスタンバイ♫ 

約1時間半ほどかかったでしょうか・・・。

きれいにお清めが終わったばかりのばぁちゃんを前に、
お清めを手伝ってくれたムスリマさんたちと一緒に、
亡くなったかたに捧げる礼拝を行いました。 

本当に
ありがたいことです。


どの人もばぁちゃんを生前にお見舞いしてくれたり、
いつも気にかけてくれていたムスリマさんたち。
よく知った方たちに清めてもらえて、
本当にばぁちゃんは幸せだなぁ・・・と思いつつ。 

柩への移動・礼拝室へはブラザーたちが、
行ってくれました^^

素晴らしき連携プレー! 


ではでは次回は葬儀の礼拝を。
インシャーアッラー!

おしまい 





 


 
[PR]

by sarah_51 | 2014-08-23 23:03 | ばぁちゃんのこと | Comments(0)

優しさに包まれて 

アッサラームアライクム 
みなさんの上に平安がありますように!

素敵な優しさに触れたことがあったので、書いておきます♫ 

ばぁちゃんが緩和ケアに入院するって決まった後すぐ、
ぶらりと通りがかった小さな不動産屋さんに入り、駐車場を借りた。
昔ながらの小さな不動産屋さんで、全て書類は手書きだけど、
ものすごいきれいな字の初老の男性がそこの社長さん。

できる限り長い時間ばあちゃんの部屋につめるつもりだったから。 
でも、同時にそう長く借りないこともわかっていたので、
銀行引き落としにしなかった。 

翌月お金を持ってきた私に、
「毎月持ってくるのは大変だよ?」
と配慮してくれたのだが、身内がそこの病院に入院中で・・と話たら、

「それはよくなるための入院ですか?それとも・・・」
と聞いてくれた。 

だから、
「近く見送るための入院です」
と話していた。 

ばぁちゃんが亡くなって解約の手続きのために、お店を訪れた私だけど、
まだ今月の支払いには早い。 
社長さんはあれ?という顔をして挨拶してくれて、

「無事に、お見送りしました」

と伝えると、
しばらく、間があって、

「それは大変やったね・・・。ほうね・・・ほうやったですか・・」
と言って、しばらく様子などを私にゆっくり訪ねてくれた後、
本来はひと月前に申請して解約になること、
でもこれは特別な事情だからね、いいんだよ、いいの。
・・・そう言ってようやくゆっくり書類を書いてくれた。 

のんびりとして、優しい時間。
とてもありがたかったです。 
アルハムドリッラー。 

そして、ばぁちゃんの病室に毎週のように買って持っていった花屋さん。

ばぁちゃんの誕生日にバラの花束を買いにきますね♫ 
と言ってあったままだったので、
報告がてら立ち寄った。 

そうだったんですか・・・・。

と言いつつも、
あの花はこんな風に喜んでましたよね~。
そうそう、あの花は、すごく大きかったですしね~。

と思い出話をしつつ・・・。

買うはずだった花束とはちょっとちがうけど、
せっかくだからと買って、新盆のご近所さんとシェア♫ 

a0188838_19521145.jpg



たくさんの方の優しさを感じる毎日です。
アルハムドリッラー。

おしまい 
[PR]

by sarah_51 | 2014-08-20 19:54 | ばぁちゃんのこと | Comments(2)

ばぁちゃんのお葬式

アッサラームアライクム!
みなさんの上に平安がありますように!!!

イスラーム教の・・・

お葬式

ってどんななの???

というみなさまのリクエストにお答えして、
( いえ、特に誰からもきていませんがww )

ばぁちゃんのお葬式について書いておこうと思います。 

日本のお葬式の場合は、

とりあえず葬儀屋に!

という感じで、
あとは葬儀屋さんが、事細かに祭壇や柩、お花や坊さんやら何やらと、
準備をしてくれて、途中「お車はどのような・・・」とか「柩のタイプはどのように・・」
とか、「ご希望のお花などはありますか・・」などなどの確認などが入るという感じだろうか。 

その間にも親族や友人などへの通夜・葬儀の日程と場所の案内などをしたりと、
何かと、

忙しい!!!

のがそれではないだろうか・・。 

イスラームの場合、ムスリムが亡くなると、お葬式から埋葬まで
その地域に住むムスリム全体の

連帯義務

ともされるほど、それは何から何まで

みんなでする 

ものなのであります。 

・・・とは聞いていたものの・・。
それまでに聞いたことがあったのは、

ブラザーたちが自家用車で

ご遺体を運んで行ったよ・・

とか、

板を買ってきて柩を

作っていたよ・・・

とかいう、

マジっすか!

な話だけでして^^; 
具体的にどうしたものか、正直ちょっと急だったこともあり、

とりあえず、
連絡してみよう♫ 


という気持ちでした。。。

とはいえ、ばぁちゃんの場合は、末期ガンである程度の余命も伝えられていましたし、
見ていれば状態はそれほどよくないことは、明らかでした。 

イスラームにおいて、亡くなった方のその後の流れとしては、

体を清める→ジャザナーザの礼拝→埋葬 

という簡単な流れではあります。 
ただ、それにはそれぞれにイスラーム法で定められた方法があり、
間違いのないようにする必要があります。 

また、原則24時間以内に

土葬する

必要があるのですが、
日本の法律では、

生き返るかも・・

な場合を想定して、
24時間以内は火葬であってもできないそうです。

海外では日本の葬儀屋さんのようにプロの方がいる場合もあったり、
どこからともなく人々がた~~くさん集まってきて、
必ず「得意分野」に応じてどんどんやってくれることが多いとか。 

まぁここは日本なのでそういうわけにもいきませんが、
それでもできる限り早くに埋葬する必要があり、様々なことを決めて、連絡する必要はありました。 

なので、私が事前にしていたことは、

①ムスリムが息を引き取る前と後、何をすべきかから埋葬までの流れについて勉強しておく
②亡くなった人の清め方(グスル)について日本語で学べるものを手にいれる
③埋葬場所について確認・連絡先を確保しておく 
④イマームにそれとなく状態を伝えておく
⑤グスルできるシスターに直接お願いしておく 


という5つのことを事前にしてはいました。 

特に②については、翻訳作業をしてくれた方たちには本当に感謝です。 
また、イマームに状態を伝える際に配慮した点といえば、

医者から余命がうんぬん

という言葉を使うのではなく、

ともかく状態が悪い 

ということ、万が一の場合は何時であっても連絡してもいいですか?

ということを訪ねました。 
ほんと、いつなのか?なんて神のみぞ知るですからね・・。 

というわけで、状況は限られた必要な方には、
すでに伝えてある状態で、

いつでも連絡いただければ、
対応します!

というお返事を各方面いただいていました。 
アルハムドリッラー。 

で、ばぁちゃんの訃報を伝えると、
みなさんが、

おばあさんにアッラーの赦しがありますように!
天国へといれてくださいますように!
あなたとご家族の哀しみを癒してくださいますように!

というようなドゥアーを言ってから、要件に入る・・という感じでした。 
とても嬉しい言葉ばかりでしたね、本当に。 

そして、イマームやらブラザーたちが、

自分の車で迎えにいくよ

と言ってくださったのですが、
なんというかその・・・

みんなで抱えて出るのか??

というイメージをしたときに、
他の方への影響や(遺体をそのものを目にしてしまうのはやはりいね・・^^;) 
そのまま後部座席倒したところに、ゴロン・・となるばぁちゃんを想像して、

葬儀屋さんに搬送だけでも
お願いできないかすら・・・・

と思ったのでありますww

その間にも、ブラザーたちはメーリングリストで、
福岡在住のムスリムみんなに訃報を伝えてくれたり、
体を清めるグスルの場所や人員・グッズの準備、
お墓の空き状況の確認や埋葬許可書の取得、
葬儀の礼拝の時刻決定と柩の安置場所の検討などなど・・・

もう様々なことを即座にやってくれていました。 

そして、ばぁちゃんの場合、朝方亡くなっているため、
日本の法律では翌朝以降でないと埋葬できないこと、
マスジドに安置してもよいが、夜中中一人になってしまうこと、
ドライアイスや柩の手配は病院へ迎えに行くまでに間に合わないかもしれないこと

などなどを確認し、

柩と一晩泊まる場所、
病院からマスジドまでの搬送は、

葬儀屋さんにお願いすることになりました。 

ネットをみると、搬送のみやってくれるサービスなどもあるのですが、
私がパット思いついたのは、

マスジドの裏側にある「会館」でした。 

イスラーム教徒であり、柩、ドライアイスだけ必要で、そちらで通夜・葬儀はしないこと、
搬送と一晩安置させてほしい。
マスジドへの往復もお願いします・・・

という私の無理なお願いに、

どうにかしましょう。。。。

と言ってくださったのであります・・。
アルハムドリッラー。 

でもこの葬儀会館でもムスリムのそうして手配をするのは初めてだそうで、

柩ってなにかいけないものはあります?

とか、

祭壇は?墓地まではどうされるんですか?
埋葬許可書の土葬の場合がちょっとわからないのですが・・・。

などなどお互いに確認しあいながらでした。 

そんなやりとりを病室の外で携帯でバンバンしながら、
病院の看護師さんとも湯灌の時間や、最短で退院できるのは何時か、、なども
確認し、だいたいの目安と段取りが決まったのは、
亡くなってから2時間後ぐらいだったでしょうか・・。 

それでもこうした流れを事前に知っていたり、
必要な人達に事前に話ができたことは、
とても助かりました。

だって私自身、身内を看取ったのも、ムスリムの葬儀をするのも、

初めての経験!

なのですから。

さてさて続きは出棺から葬儀までです。
インシャーアッラー!


おしまい  
[PR]

by sarah_51 | 2014-08-18 19:01 | ばぁちゃんのこと | Comments(0)