2018年 08月 29日 ( 1 )

「脳転移」と友と私⑤「2番目の妻という選択」


頭と心で想っていることは、
時々異なることもある。

脳転移と説明され、もし治療が
できなかった場合残りの時間はあと
3か月くらいかも、、と言われた友。

アクティブカラーセラピーには、
残りの人生の時間を告げられた人が
その時間をどうして過ごしたいか。
という心の声を引き出すコースがある。

さっそくサロンに来てもらい、
そのコースをやってみたところ・・・。

「ずっと最期まで今の家で猫と過ごしたい」

と涙目になっていた友とは思えないほど
びっくりな感じの、

あれしたい、これしたい、
ここにも行きたい、あれも食べたい。

という「したい、したい、したいー!」

がいっぱいだった。
聞けばお猫サマーズ(3匹)がいたこともあり、
旅行とかあちこち出かけるとか、
想像以上にいろいろ自分で制限して
きたということがわかったらしい。

お猫サマーズが引き取られるとわかった今、
不思議と出てきたのは「欲」だったww

こりゃまだまだ長生きするわ~

と思いつつ。彼女から出た結論は、

「私らしく生きたい」

という言葉だった。 

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セラピーが終わってオールOKという気持ちになったという友


曼荼羅を描いたり、面白おかしく過ごす。
それこそが彼女が望んだ自分らしい
時の過ごし方だった。 

とはいえ、病気のことや先のことで
不安がないわけではない。

当然それもセラピーの中で見え隠れ
していたのだけど・・・。

それを取り除いてくれるモノとして
出てきたのが・・・。

「さあらさん」

だった・・・。

「私っすか!?!?!」

っていうオドロキ。。。ww 
光があって輝いてて拝みたくなる存在らしい。

そういえばよく拝まれてるなw
(手話のうちだと思われるが)

でもまぁ冗談抜きに
「万が一」
のことも考えないといかん。

ということで、万が一の時のために、
合鍵や不動産管理、診察券や通帳など
必要なモノのコピーや写メなど
いろいろこの日は取らせてもらったけれど、
最後に課題として残ったのが、

「お墓」

の問題だった。

家族とは縁がもうないとはいえ、
1人暮らしで万が一の場合、
どうして欲しいのか。

サポート側としては聞いておかないと
困ることが多すぎる。
かといって墓を買うというお金や
その後の管理も考えるとどうしましょうねって
ことに・・。

うーん・・・と悩む友に、

「1番簡単なのは、うちの旦那さんの2番目の奥さんになって
 あとのことは我々夫婦が全部するという方法だな」

と真顔で言ってしまったww 

うちはイスラム教徒なので、
男性は4人まで妻を持つことができるんです。

そもそもこの4人までという規定は、
戦いで夫を亡くした女性たちが当時多く、
その後の生活や子育てなど女性1人では
大変だったことから、扶養可能な男性は、
4人まで妻として受け入れて面倒をいっさいがっさい
見るようにできるようにした制度。

ただし妻には1番目とか2番目とかなくて、
実際には金銭的にも愛情としても
平等にしないとダメで、それができない場合、

「妻は1人にしておきなさい」

という言葉で締めくくられているのだ。

とはいえ、イスラム教徒の場合、
誰かが亡くなるとその埋葬や管理、
その他いろいろなことをみんなで行うので、
家族だけの負担になることもなく、
またその方法も決まっているので安心なのである。

というわけで。

「どうする?2番目?」

というなんだそれww
っていう考え事も1つ増えたわけだが・・・。

「私はさあらさんとウエディングドレス写真撮りたい」

とか言う意味不明な返事が返ってきて、

「いえ。そういう趣味はございませんゆえ・・w」

っていうこれまた妙な返事になる始末ww

まぁとりあえずこの問題はぼちぼち考えるか。
ということで、本当に二人とも、

「今日はもう頭いっぱい!」

というほどありとあらゆることを
想定しての準備をしたのだった。

紹介先の病院が本当に「治療を受けてくれるのか」
という心配と問題だけを残して。 


つづく 









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by sarah_51 | 2018-08-29 17:59 | 医療と健康  | Comments(0)