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2018年 08月 23日 ( 1 )

「脳転移」と友とわたし③「おでき、おできが、おできで事件の巻」


友が脳転移と言われた時のことを
綴っています。いきさつはこちら。


診察室に呼ばれて早速私は
自分と友がPCを見やすいように
先生の机をさっさとお借りし

「どうぞいいようにしてくださいw」

と言われる素早さで準備。

造影剤+MRIの結果を聞くことに。
友も念のため携帯アプリの
文字起こしを先生の近くにおいて。 

「これが目です。ここが耳。
 こちらが右で、こちらが左です。」

と画像を見ながら説明し始めた先生。
と、、、その次の瞬間からなんと!

「ここにちょっとおできができています。」
「このおできの回りが少しむくんでいて」
「このおできの大きさはーーー」
「このおできに対してのーーー」

と、おできおできおできのオンパレードww

文字起こしに何度も「おでき」ばかりが
ちゃっかりちゃんと表示され、
後はなんか間違ってるとこも多くてもーーーーwww

まぁPCで私がおできを「脳転移のとこね」
と変換して「話先生に合わせろ」的に
目くばせして残りをがんばって聞いたわ、、

大事な話がなぜこうも、、、ww 

けれど私はその時、
「この先生本人がどこまで知ってるか
 わからない中で話してるにゃ」
と思ったのと、あまり明確に本人にいきなり
伝えないタイプの先生なのかなぁと思ったこともあり、

ひと通り説明が終わった後、
友に「何か聞きたいことはある?」
と聞くと「今のところまでは大丈夫」
と言うもので、

大丈夫だそうですと伝えながら、
荷物などを持って外に出ようとする間際に、

「おでき先生」が本人にわかると明確に
言いにくいこともあるかもと思ったので、
さりげなく携帯アプリをオフにして友に返し、

「先生、彼女家族とは連絡がない1人暮らしなので
 私たちで今後の全てをサポートする必要があります。
 そこで教えていただきたいのですが」 

と切り出して、 

・次の治療までに起こりうる症状の変化と対応方法
・救急の場合脳外で対応できるか、婦人科になるか
・子宮頸がんで脳転移は珍しくないか?
・珍しいということで治療に何か問題や困難さはあるか? 
・統計学的な脳転移後の経過はどうか
・現段階で先生の個人的な見解はどうか 
・生活のサポートとしてどれくらいの量・期間を考えておく必要があるか 

ということをざっと聞いた。 

おでき先生はこの究極に対し、
手短に、かつ的確に情報を教えてくれた。

友が何を聞いてるんだろう?と
思っている間に話はさっと終わり、
とりあえず、今できる放射線治療のある病院へ
紹介状を書いてもらう間一旦待合室で待つことに。 

その間に、「今聞いてた話を伝えるね」と
PCを広げその全てを彼女に伝えました。 

こういう時声を出して話さずに済むのはとても
助かったというか、待合室っていろんな人がいるし、
楽しい話でもないので、文字で静かに伝えられたのは
よかったなと思う。 

私自身、はっきりと本人にも話をできて、
またそれを受け止めてくれる友でよかったと、
この時本当にありがたく思った。 

「おでき先生」もその場であちこち病院へ
電話して紹介可能な病院を見つけてくれ、
一週間後の診察と言うことで。
我々は紹介状を持って一旦、

「なんか食べて帰るかー」

とコメダ珈琲へ。
次の病院へ行くまでの間にするべきことを
猛烈な勢いでとりまとめ、
その後はくだらぬ話で盛り上がり・・。

ジェスチャーなのにむっちゃうるさい
客だったと思われるほどよく笑った笑。 

まぁでもとにかく家に帰って休もう。
ってことで友を家に送って
私は必要事項をもう1度整理することにした。 

その時の友にとって問題があるとすれば
病気のことでも治療のことでもなく、

・猫が3匹
・4階建ての4階てすりなしのアパート在住

という2つだけが大きな悩みの種だった。 

なぜなら私は「猫アレルギー」で家に入れないし、
外出は十分可能な状態であっても、
あの階段じゃぁねぇ・・・・っていう。
サポートしずらい極まりない環境やで。

という課題を残して夜も再度あれこれと
必要準備の話をして過ごしたのだった。 


つづく 











by sarah_51 | 2018-08-23 18:15 | 医療と健康  | Comments(0)