2018年 04月 03日 ( 1 )

1人暮らしの友人が子宮頸がんに。身元引受人を頼まれた私が最初に確認したこと。


ある日友人が「相談があるので会いたい」という。

「恋愛系だったらどうしよー!」

と思いつつ行きたかったモーニングできる
美味しいカフェですぐ会うことを決めた。

ところが会ってすぐ、なんか「?」
と思うことがあって、
頼んだモーニングセットが来る間に
率直に聞いてしまった。

「どうした?なんか体やばい?」

本当はモーニング食べてから
話そうと思っていたらしい友人は、
ペンでノートに結論を教えてくれた。

「子宮頸がんと言われた」

やばいことを言ったのは私の方だわ。。
と思いつつも話を聞くと、

①子宮頸がんは間違いない。手術日も決まった
②飼い猫3匹をどうしたらよいか
③家族と絶縁しているため身元引受人になってもらえないか

ということが相談内容だった。

実はこの友人は耳が全く聞こえない。
子供の頃のスパルタ教育で、
発音はそれなりにできるため、
まるで聞こえているように錯覚することもあるけど、
実際にはまるで聞こえない。

手話通訳を入れて話すのではなく
彼女はできる限り筆談で人と話す。

彼女にとって相手の口を読んで
話すことはできるけれど、
それは全く別の言語で話す人を
理解するのと同じことなので、

とても疲れるし、何より会話が
記憶に残らないと以前から聞いていた。

でもそれはむしろこの場合、
とても良かった点が1つあった。

医師とのやり取りなどが、
筆談に使用した紙に残っていたことだ。

私が確認したことは、

①手術に至った経緯と診断・術式、入院期間と治療に関して
 筆談ノートと彼女の説明から理解度合いを確認

②どこまで誰に伝えるか、伝えたいと思っているか

③他に協力者は誰と誰か。どういう人たちか。

という3つを確認した。

自分が乳がん患者さんに8年ほど携わっていて
よかったなぁと思いつつ・・・。

幸い、①に関しては非常にスタンダードな
検査、診断と標準治療と呼ばれるもので、
特に問題なくきちんと説明を受けており、
本人もしっかりと理解できていた。

これはきっとがんになった人しか
わからないかもしれないことだけど、
最近の医者はすぐ「がんですね」と告知する。

その後真っ白でよく聞いてなくて覚えてない、、

ということも多々あることで、
1人でその結果などを聞いていた彼女が
どれくらい理解し、そしてその内容に
「納得しているか」
がとても大切だと思ったからだ。

②は、手術が無事終わったら伝えていきたい。
との希望だったため、退院までは隠すことに。
共通の友達も多いので、誰にどこまで何を話したのかは
詳細に聞いたと思う。

③は私の他に協力してくれる人が必要だったから。

これはヘルプする側の問題だけど、
自分が何がどこまでできるか、できないかは
相手に明確に伝えてあげる方がいいと思っている。

なのでこの日私は、

「猫アレルギーだから猫の世話はすんまんができねー」

ということで、つまり家に入って
何かを取ってきたり、戻したりというのもできないと伝えた。

そのため、それを誰がどのように、どうするか。
ということもあって②を聞いておく必要があったのだ。

退院するまで隠すということなら、
他の猫好きな友達に言うことはできない。

猫の世話をちょっとお願い。

とは言えてもその時必ず
「え。どうしたの?なんで」
と聞かれるにきまっているから笑。

というわけで私も

・病気のこと
・家族・友人の関係
・経済的なこと
・自宅のこと、鍵などの件
・飼い猫について 

など確認できたので、
身元引受人としてサインをすることにしました。

もちろん大事な友人だから。
サインぐらい大したことじゃないけど。

でも状況何も知らないでヘルプできないですしね。

話が終わったら顔色がぐーんと良くなって。
なんかこう、、「父親に大事なことを告げる娘」
みたいな緊張感があったのかしら笑 

とーさん役としては、がっつり任せとけー!!
下着とかかわいいの買っとけー!
っていう残りはもう笑いだらけの時間で
コーヒー飲みましたっけねww 

本人が少しずつ体験記書いてます。
よかったらぜひ読んであげてください。

もう無事終わったから。
ガツガツ公開していってますんで!!




おしまい 














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by sarah_51 | 2018-04-03 11:20 | 難病関連なんでも | Comments(0)