小林麻央さんの言葉にみる「在宅医療」の大切さ。家族と当たり前にいられる世の中に。

小林麻央さんが先日退院し、
在宅医療に切り替えたという
ブログを拝見しました。

そこにあったひと言。

やはり
我が家は 最高の場所です。

という言葉。

この言葉を見てきっと多くの方が
自宅退院できたことに
よかったなぁと思ったことと思います。

そして私はその前に書かれていた、

「退院前は、
 これから家族へかけてしまう負担が
 怖く、退院が近づくたび不安でしたが」

という言葉で、
以前緩和ケア病棟に
勤務していた7年の月日を
思い出していました。

私は理学療法士として
緩和ケア病棟にもいましたが、

緩和ケア病棟にいる医師や看護師と
在宅終末期の医療をしている先生方とは
どこか隔たりがあるように感じていました。

病院では微熱があると
それだけでも帰宅予定が延期される
場合も少なくありません。

でも在宅医療をしている
先生たちは熱があっても
人工呼吸器をつけていても
なんであれ、家にいられる。

そしてそれを支える意気込みたるや
すごいものがありました。

でも緩和ケア病棟にいると
常にその意思決定の中心は
「ご本人がどうしたいか」
というものに重きをおかれます。

もちろんご家族のお気持ちや
負担など様々なことも考えて
退院を決めていきます。

でもこの「ご本人」の意思が、

「帰るのは不安なので、、」

という言葉がよく聞かれるのです。

「病院がいい。不安だから」

という声です。
その中にはきっと麻央さんが
書いてくださったように、

「家族にかけてしまう負担が怖い」

という不安だったかもしれません。
でもそうは言わないのが患者さん。

私たち周囲が想像する以上に、
周囲を気遣い、家族を想い、
自分よりも家族を優先に。

治療も、自分の場所も
したいことも、
食べたいものも
何もかも

「遠慮」

していることが多いのです。

もちろん、はっきりと、
「家に帰りたい」
そうおっしゃる方たちも
たくさんいます。

でも結局ご家族の受け入れが
取れないことで、
泣く泣く病院に残っていた
人たちにも同じように出会いました。

ご家族にとっても、

「病人を家に迎える」
「最期を看取る」

という不安と負担を想うと
辛くたまらない人もいます。

もちろん、どちらがいいとか
悪いとかではありません。 
それぞれにとっての
良い形がもちろんあると思います。

でも海老蔵さんと、
麻央さんの両方のブログを読んでいると、

どれほど嬉しいことか。

家族がいっしょにいられることの
幸せに満ちた様子が言葉の
端々に出まくっていて。

誰もがこうして家族と共に
大切な人といっしょに
過ごせる時間が少しでも
長くあったらいいなぁ。

そんなことを想いつつ。。。

病人を迎えるのではなく、
ひとりの大切な家族と
いっしょにいる。

そんな当たり前のことを
当たり前にできるように

自分には何ができるかな。

考えてみようと思います。

おしまい 








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by sarah_51 | 2017-06-01 17:27 | 医療と健康  | Comments(2)

Commented by rinnrinn530 at 2017-06-01 22:02
麻央さんですよ。
真央さんは浅田さんです。
Commented by sarah_51 at 2017-06-06 08:29
ありがとうございます。
すでに修正しているのですが、
表記が直らないようですみません。
開いてお読みいただくと訂正されていると思います。
よろしくお願いします。