「脳転移」と友とわたし⑨「進行」


ようやくなんとか入院できた友。


初日は点滴後、午後からかなり元気で
暇だ暇だとうるさかったけど、
夜になり、「頭が痛い」と送ってきた。

脳腫瘍の人の症状は始めは頭痛の訴えの
人も多いけど、最初は午前中だけ、、という
ことも多い。でもそこから徐々に、またときに
それは急激に症状が変わっていくことも多い。

だから入院した、、という以外治療を
しているわけではないため、
そのままただ時間が過ぎることに
私はちょっと不安感を覚えていた。

「早く治療を開始できんやろか」

夜、再度頭痛がすると書いてきた友に、
朝の点滴だけで足りないかもしれん。
何時でも気にしなくていい。
症状は我慢せずちゃんと伝えるように。

そう伝えると、消灯時間ギリギリから
再度点滴してもらえることになったという。

「このままだと日々進んでしまうかもしれない、、」

そう思った翌日。
友の頭痛は朝からひどさを増し、
立ち眩みと、以前からあったモノが二重に見える
状態も決して良い状態とは言えなくなっていた。

例えばそれはベッドから起きよう!
と思った瞬間クラクラを超えて、
まったく動けなくなることもあったし

ほんの少し上を見上げる(荷物を棚から取るのに)
だけでもその痛みと立ち眩みはひどくなった。
四六時中痛みがあるため、
本を読むとか長い文章を目にするのも疲れる様子で、
冗談は言ってはいるけど、

看護師さんの口を読んで理解するのも
それなりに疲れる様子・・。 

幸いベッドのすぐ脇が室内トイレなので、
トイレまで自分で行ける状態だったけど、
廊下は明らかにふらついて危ないためか、
移動は車いすを押してもらうようになってた。

このままだともっと症状が進むのも
早いかもしれない。なんとか治療をすぐ
開始してもらえんやろかー!

と思いつつ仕事してたら、
「治療、早めてくれることになった」
というメッセージが!

アルハムドリッラー!

それはよかった!!
なんとか治療が始まるまで
痛み止めでもなんでもいい。
少しでも楽にして、ゆっくりして、
無事開始できるようにしときんしゃいよ。

というわけで。。。

そうだ治療で頭がどうかなる前に
寿司寿司寿司ーと騒いでたっけな。

と思い出し、、、。
夕方デパ地下で友の大好きな
マグロマグロぎっしりを買って。。。

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甘やかしすぎですハイww 

看護師さんに見つかり、

「な~ま~も~のおおおおおお????」

と叫ばれましたが、
「うふ♡」
とだけ我々は答え、、、www 

そしてこの時友ははっきりと

「今食べ物を制限されたらマジキレル!!!」

と怒りを、、、あらわにww
ちょっと点滴のせいかしら・・。
少し興奮気味と言いますか、
食欲ありすぎるといいますか・・・。

まあいいか。食べれるなら食っとけ食っとけと
甘やかしまくってしまいまして。

いよいよ治療開始となったのでありました。

つづく 






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by sarah_51 | 2018-09-11 21:14 | 医療と健康  | Comments(0)