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自分のペースで進めよう進めようとするほど失敗する?子供教育はほんの少しの譲り合いが大切

2回目のさあら幼稚園。

初回、子供教育の3つのポイントとして
をあげていましたが。

今日は1週空いて久しぶりだったこともあり、
私は少しでも前に進めようと、
少しその選択権を自分優先にしてしまいました。

生徒さんは、久しぶりにもかかわらず、
前回やったあいさつごっこがとても
楽しかった様子で、

部屋に入るなり挨拶ごっこをするべく、
外に出たり、入ったり。

とても楽しそうでした。

でも私の心は

(うぉおおお、それもいいけど、
 今日はアラビア語やらんとなのよ~~~)

とちょっと汗汗・・・。

前回はその日の予定プログラムを
最初に伝え、まず最初にこれをしようと思いますが
いいですか?
と選択権を生徒さんに譲っていたのですが、
今日は、すぐに、

はい、じゃこれやりますので座ってください。

と指示してしまったであります。

そうなると子供はどうすると思います?

本人なりに自分のことも聞いて欲しい、
見てほしい、わかって欲しい。

そういった行動や言動がたーくさん出るんですよね。

なので座ってるようで座らなくなってしまったり、
あ!これね!!
と言って別なものを出そうとしたり。

「落ち着きがない」

というような状態になってしまうのです。

でもその子が落ち着きがないのではありません。
大人が落ち着きなくさせる方法をとっているのです。

は!!と思った私は、
その後軌道修正を試みまして・・・。

アラビア語を覚えるのに
大好きなピンクのガラスを使って
遊ぶことにしました。

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アラビア語はいくつか同じ体の形を
しているけれど、点の位置や数が異なることで
その発音が変わるものがあります。

これは右からバー、ター、サーと読みます。

こんどは一人でチャレンジ。 

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おしい!!
2個はあってるんだけど位置が!! 

自分のペースで進めよう進めようとするほど失敗する?子供教育はほんの少しの譲り合いが大切_a0188838_21503946.jpg
最後は上手にできました。

次は教科書を使って、さらに読む練習です。

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前回と合わせて4つの音を読み分けないと
いけなかったので、

アラビア語って難しいですね・・・

とぽそり言われてしまった>< 

ここでも今日私は新しい文字を入れてしまったので反省。

うざいくらいに復習文字から入ったほうが
よかったと思います。

これはわかる!
簡単だー!

と思うことで、次の新しい意欲がわきます。

少し前のページに戻って、
できるよーっていうことをもう一度
再確認したところで、

ママ特製のおいしい~おやつに。 

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だいぶ反省した私は、このアップルパイを

どうやって切るか?
どっちを食べるか?
何を飲むか? 
残りはうちの旦那さんにあげてもいいか?

その選択権を生徒さんに一旦譲ってみました。

すごおおおおおく
その後スムーズに授業がすすみましたw

子供ってとても優しいので、
自分が何かしてもらった。

と感じると次はすごく譲ってくれるんですよね。

子供教育をしていると、
当然子供のペースだけで進めるわけにはいかない
ことも多くあります。

でも少なくとも選択権を「いったん」
子供に譲るということは十分可能ですし、
そうすることで、子供の集中力も
得られることにつながります。

逆の場合は

落ち着きのない、
集中力のない
勉強が嫌いな子供 

にしていってしまう可能性があるということです。

お子さんを預かる身として、
自分自身の心の安定と余裕をいつも
保つよう努力しないといけないなぁと

今日は大変勉強になりました。

試行錯誤しながら、、というのは、
子供にではなく
自分自身にしていくのが
子供教育なのだなと改めて感じました。

また次回チャレンジします!
インシャーアッラー!
(アッラーがお望みなら)

おしまい 






by sarah_51 | 2017-03-17 22:37 | 子供教育 | Comments(0)