ばぁちゃんのお葬式

アッサラームアライクム!
みなさんの上に平安がありますように!!!

イスラーム教の・・・

お葬式

ってどんななの???

というみなさまのリクエストにお答えして、
( いえ、特に誰からもきていませんがww )

ばぁちゃんのお葬式について書いておこうと思います。 

日本のお葬式の場合は、

とりあえず葬儀屋に!

という感じで、
あとは葬儀屋さんが、事細かに祭壇や柩、お花や坊さんやら何やらと、
準備をしてくれて、途中「お車はどのような・・・」とか「柩のタイプはどのように・・」
とか、「ご希望のお花などはありますか・・」などなどの確認などが入るという感じだろうか。 

その間にも親族や友人などへの通夜・葬儀の日程と場所の案内などをしたりと、
何かと、

忙しい!!!

のがそれではないだろうか・・。 

イスラームの場合、ムスリムが亡くなると、お葬式から埋葬まで
その地域に住むムスリム全体の

連帯義務

ともされるほど、それは何から何まで

みんなでする 

ものなのであります。 

・・・とは聞いていたものの・・。
それまでに聞いたことがあったのは、

ブラザーたちが自家用車で

ご遺体を運んで行ったよ・・

とか、

板を買ってきて柩を

作っていたよ・・・

とかいう、

マジっすか!

な話だけでして^^; 
具体的にどうしたものか、正直ちょっと急だったこともあり、

とりあえず、
連絡してみよう♫ 


という気持ちでした。。。

とはいえ、ばぁちゃんの場合は、末期ガンである程度の余命も伝えられていましたし、
見ていれば状態はそれほどよくないことは、明らかでした。 

イスラームにおいて、亡くなった方のその後の流れとしては、

体を清める→ジャザナーザの礼拝→埋葬 

という簡単な流れではあります。 
ただ、それにはそれぞれにイスラーム法で定められた方法があり、
間違いのないようにする必要があります。 

また、原則24時間以内に

土葬する

必要があるのですが、
日本の法律では、

生き返るかも・・

な場合を想定して、
24時間以内は火葬であってもできないそうです。

海外では日本の葬儀屋さんのようにプロの方がいる場合もあったり、
どこからともなく人々がた~~くさん集まってきて、
必ず「得意分野」に応じてどんどんやってくれることが多いとか。 

まぁここは日本なのでそういうわけにもいきませんが、
それでもできる限り早くに埋葬する必要があり、様々なことを決めて、連絡する必要はありました。 

なので、私が事前にしていたことは、

①ムスリムが息を引き取る前と後、何をすべきかから埋葬までの流れについて勉強しておく
②亡くなった人の清め方(グスル)について日本語で学べるものを手にいれる
③埋葬場所について確認・連絡先を確保しておく 
④イマームにそれとなく状態を伝えておく
⑤グスルできるシスターに直接お願いしておく 


という5つのことを事前にしてはいました。 

特に②については、翻訳作業をしてくれた方たちには本当に感謝です。 
また、イマームに状態を伝える際に配慮した点といえば、

医者から余命がうんぬん

という言葉を使うのではなく、

ともかく状態が悪い 

ということ、万が一の場合は何時であっても連絡してもいいですか?

ということを訪ねました。 
ほんと、いつなのか?なんて神のみぞ知るですからね・・。 

というわけで、状況は限られた必要な方には、
すでに伝えてある状態で、

いつでも連絡いただければ、
対応します!

というお返事を各方面いただいていました。 
アルハムドリッラー。 

で、ばぁちゃんの訃報を伝えると、
みなさんが、

おばあさんにアッラーの赦しがありますように!
天国へといれてくださいますように!
あなたとご家族の哀しみを癒してくださいますように!

というようなドゥアーを言ってから、要件に入る・・という感じでした。 
とても嬉しい言葉ばかりでしたね、本当に。 

そして、イマームやらブラザーたちが、

自分の車で迎えにいくよ

と言ってくださったのですが、
なんというかその・・・

みんなで抱えて出るのか??

というイメージをしたときに、
他の方への影響や(遺体をそのものを目にしてしまうのはやはりいね・・^^;) 
そのまま後部座席倒したところに、ゴロン・・となるばぁちゃんを想像して、

葬儀屋さんに搬送だけでも
お願いできないかすら・・・・

と思ったのでありますww

その間にも、ブラザーたちはメーリングリストで、
福岡在住のムスリムみんなに訃報を伝えてくれたり、
体を清めるグスルの場所や人員・グッズの準備、
お墓の空き状況の確認や埋葬許可書の取得、
葬儀の礼拝の時刻決定と柩の安置場所の検討などなど・・・

もう様々なことを即座にやってくれていました。 

そして、ばぁちゃんの場合、朝方亡くなっているため、
日本の法律では翌朝以降でないと埋葬できないこと、
マスジドに安置してもよいが、夜中中一人になってしまうこと、
ドライアイスや柩の手配は病院へ迎えに行くまでに間に合わないかもしれないこと

などなどを確認し、

柩と一晩泊まる場所、
病院からマスジドまでの搬送は、

葬儀屋さんにお願いすることになりました。 

ネットをみると、搬送のみやってくれるサービスなどもあるのですが、
私がパット思いついたのは、

マスジドの裏側にある「会館」でした。 

イスラーム教徒であり、柩、ドライアイスだけ必要で、そちらで通夜・葬儀はしないこと、
搬送と一晩安置させてほしい。
マスジドへの往復もお願いします・・・

という私の無理なお願いに、

どうにかしましょう。。。。

と言ってくださったのであります・・。
アルハムドリッラー。 

でもこの葬儀会館でもムスリムのそうして手配をするのは初めてだそうで、

柩ってなにかいけないものはあります?

とか、

祭壇は?墓地まではどうされるんですか?
埋葬許可書の土葬の場合がちょっとわからないのですが・・・。

などなどお互いに確認しあいながらでした。 

そんなやりとりを病室の外で携帯でバンバンしながら、
病院の看護師さんとも湯灌の時間や、最短で退院できるのは何時か、、なども
確認し、だいたいの目安と段取りが決まったのは、
亡くなってから2時間後ぐらいだったでしょうか・・。 

それでもこうした流れを事前に知っていたり、
必要な人達に事前に話ができたことは、
とても助かりました。

だって私自身、身内を看取ったのも、ムスリムの葬儀をするのも、

初めての経験!

なのですから。

さてさて続きは出棺から葬儀までです。
インシャーアッラー!


おしまい  
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by sarah_51 | 2014-08-18 19:01 | ばぁちゃんのこと | Comments(0)